○ミツバチも順調に飛んでいます
数日前、山奥組の井上登さんからメールが入りました。「先日人間牧場にお輿入れしたミツバチは元気でしょうか」というのです。そういえばミツバチが人間牧場に連れられてきてからは、山口県へ3度も行き、北海道など長旅が重なって、井上さんには大変失礼ながらそれどころではなかったのです。その旨のお詫びを入れながら「果たしてミツバチは生きているのだろうか」内心不安でした。途中で大洲市田処の亀本耕三さんが人間牧場へ観察にやってきて、ミツバチが飛んでいたという情報を得ていましたが、このところの寒さや、亀本耕三さんの「ミツバチの巣が一つ風で転がっていた」という話もあるので心配でした。
昨日サツマイモの種芋の作付に出かけた折、到着するなり北東の位置に設置している場所へ行ってみました。
(井上さんにいただいたミツバチの巣箱へはミツバチが盛んに出入りしていました)
巣箱の中から確かにミツバチが出入りしているのを確認しました。余り近づくとミツバチに刺されそうなので傍でそっと様子を見ていましたが、ミツバチは人の気配を感じたのか余り飛ばなくなってしまいました。ウッドデッキの方に少し下がってみましたが、ミツバチは忙しそうに働いているようでまずはひと安心です。
高知県馬路村から頂いて帰り、今回井上さんに蜜蝋を塗ってもらった二つの巣箱はまだ蜂蜜の気配が感じられないようです。ミツバチの行動範囲といわれる巣箱の周囲二キロには梅の花も沢山咲いて、早くもブルーベリーや椿の花が咲いています。少し先ですがもう間もなくミカンの花も咲くことでしょう。今年の胃にy値のリレープロジェクトは、サツマイモもミツバチも今のところ順調に推移をしているようです。
さて井上登さんにいただいたハチミツですが、私はこれまで市販のものを食べるとき何気なく、ミツバチのこともミツバチを飼っている人のことも考えず食べていました。勿論食べているハチミツを誰が生産しているのかなど考えることも知る由もありませんでした。でもこうして自分がミツバチを飼うようになってみると、俄然ミツバチのことが気になり始めました。今朝も昨夜から泊まっていた孫に、井上さんからいただいたハチミツの話をしてやりました。孫は今度来る時は怖いけどミツバチの巣箱を見てみたいと興味を示していました。
未だに知らないことの多いミツバチの世界ですが、少し勉強をして見たいと思っています。そのためにはインターネットも利用できますが、何といっても井上登さんにその教えを請いたいものだと思っています。
「山奥の 友の連れ来し ミツバチが 忙し飛び交い 春が来たよと」
「何気なく パンに塗りつけ 食べていた 蜂蜜秘話を もっと聞きたい」
「後二つ 用意の巣箱 まだ住まぬ 何時になったら 転居するのか」
「虫の目に なって巣箱を 覗き込む 人の気配に 蜂は慌てて」