shin-1さんの日記

○西土佐での交流会

 私の卓上カレンダーによると2006年5月29日、高知県四万十市西土佐支所の和田課長と中脇女史の二人が人間牧場へやってきました。西土佐の集落で地域づくりの講演会をするので、20回来てくれないかという相談でした。頼む方も頼む方だが、引き受ける方も引き受ける方だとわが妻が呆れ返った講演会は6月15日の玖木集落を皮切りに11月13日の大宮集落まで予定通り20回、私は片道125キロ、往復250キロの道のりを宿泊もせず日帰りで務めを果たしたのです。私の記憶では後にも先にも一つのまち・むらに半年で20回も言った記憶はなく、過ぎてしまえばよくもまあやったもんだと、今更ながら自分の無鉄砲さにあきれ返るのです。

 そんなこともあって今では支所の総務課長になっている和田修三さんや今は役場を退職して山間屋という会社を興している中脇裕美さんには特別の意味を持っていますが、今回豊予海峡を挟んだ大分県佐賀関の渡邊さんや三崎の塩崎さんたちと私的な交流を続けている南予系の数人が集まって久しぶりに交流会を和田さんを感じにして西土佐でやることにしました。

若松進一ブログ

 私にとっても西土佐は久しぶりなので125キロの道をのんびり走り昨日の夕方高知県西土佐へ向かいました。私は少し早く家を出て、数年前に亡くなった旧友だった松野の土居君の家を訪ねました。ウナギやアユの川魚割烹を営む奥さんもひざが悪く、先日まで松山の病院に入院していたそうですが、運よく家におられて積もる話をさせてもらいました。また西土佐の入口にある彩花という喫茶店にも立ち寄り奥さんと世間話に花を咲かせました。また山間屋へも立ち寄りましたが中脇さんはあいにく松山へ特産品を売りに行っていて、民宿のしげ子さん同様あいにく留守でご挨拶できなかったし、民宿舟母は遠いため立ち寄ることができませんでした。今回は渡邊さんと塩崎さんの奥さんも出席していただき、仕事の都合で行けなかったわが妻を悔しがらせましたが、次回は大分の渡邊さんのご手配で別府でということなので、楽しみにしているようです。

 さて昨日は年に一度の七夕の日です。四万十川にかかる橋の上には尚工会の皆さんの手によって七夕の笹飾りが何本も飾られていました。派手さもなく素朴なものでしたが橋を渡る風も心地よく、短冊を揺らしていい雰囲気でした。

 交流会は四万十川沿いの居酒屋で行われましたが、四万十川の天然アユやウナギ、高知の郷土料理カツオのたたき、ズイキの酢もの、鯖寿司などに加え、佐賀の関の渡邊さんが持参した今が旬のイサキをたらふく食べさせてもらいました。

若松進一ブログ
(カツオのたたき)

若松進一ブログ

(四万十川の天然のアユ)
若松進一ブログ
(高知名物鯖の姿寿司)

若松進一ブログ
(佐賀関から届いた旬のイサキ)

 この日は中平さんや幹彦さんも参加してもらい、メンバーの芝さん、原田さん、中村さんなど、それは賑やかな宴席となりました。途中中脇さんも顔をのぞかせてくれていい交流ができました。

若松進一ブログ

 私は明くる日の今日、東予地方局から頼まれた観光の仕事があって、皆さんと一緒に泊まることはできず、一足先の9時過ぎに居酒屋を出て、小雨が降り出した土佐と伊予の道を、タヌキやイノシシ(本当に出会ってびっくりしました)に出会い、まるで脱藩した坂本竜馬のような気分で走って12時ころにわが家へ帰ってきました。

 いつも思うのですが気ごころの知れた仲間と飲む酒(私はウーロン茶)は美味しいものです。飲むほどに酔うほどに豹変する仲間の姿を見ながら、かつて酒に呑まれたり激論を交わしたころを懐かしく思い出しました。


  「飲むほどに 君子豹変 する友に お茶をすすりて 酔ったふりする」

  「卓上に 並ぶ料理の 豪快さ さすがは土佐だ 隣アメリカ」

  「後ろ髪 引かれる思い 友後に 暗い夜道を 一人帰りぬ」

  「役場辞め 会社興して 生き生きと 頑張る女 嬉し成長」

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○えっ、風呂が沸いてない!。裸になったのに・・・

  「昨日は高知県四万十市から帰ったのが午後11時過ぎでした。

 今日は観光の仕事で四国中央市へ朝早く出かけます。

 帰りは夕方遅くなります。お急ぎの方は私の携帯へお願いします」。

 そう書きこんで家を出たものですから、私の出先へは相変わらず頻繁に10本近くの電話がかかってきました。そして家に帰った夕方には、清水さんの危険物取扱合格祝いのいよじという居酒屋から、高知県馬路村の木下さんからははるばる長野県木曽福島で大目さんと出会っていると居酒屋から、酒を呑まない私にこれ見よがしな電話がかかってきました。また北海道美幌町ボランティアガイドの会の三浦さんからは講演依頼の電話です。こうして沢山の方々から電話連絡をいただき、ブログも一本書いて一段落ついたので、妻の勧めもあって風呂に入ろうと脱衣場で服を脱ぎ裸になりました。ところがどうでしょう。湧いているはずの風呂が沸いていないのです。慌てて脱いだ服をふたたび着て、テレビを見てくつろぐ妻に「風呂が沸いていないぞ」と怒鳴りました。「えっ、ウソー」と妻も信じられない様子で風呂場を覗き、二人で大笑いをしてしまいました。

 最近は仕事から帰って忙しく夕食の準備をする妻に代わって、自由人の私が風呂を洗いお湯を出すのですが、今夕は出張先から帰ったばかりでいきなりご飯を食べ始めたため、お湯を張るのを私がすっかり忘れていたし、妻もてっきり私が風呂をためているものと思い込んでいたのです。

 わが家では夏でも余程のことがない限りシャワーで済ますことはなく、湯船にたっぷりお湯を入れてゆっくりつかるのです。自由人の私はそれほどではないのですが妻の勤務する歯科医院は夏になると冷房が効いて、体中が冷え切り、家に帰ると冷房をしないため汗が出てじっとりするのです。そのため寝る前には少しぬるめの風呂にゆっくりと入って汗をかき、体調を元に戻すのです。女性である妻にとって体温調節は体調維持に必要なことだと妻は言うのですが、思い当たる節があるもののその真偽は定かではありません。

 早速ボイラーのスイッチを入れて蛇口をひねり、風呂のお湯を張りました。その間15分余りの間テレビを見ながら二人で雑談しましたが、考えてみれば沸いてない風呂に確かめもせず入るなんて全くお粗末な話です

 最近になって2度ばかり、風呂でのハプニングがありました。一回はお湯を出していることを忘れて満タンになったまま出しっぱなしにしてオーバーフローさせてしました。また風呂を洗い水で洗ってお湯を出しましたが、何と排水溝の栓を塞ぐのを忘れたままお湯を出しっぱなしにして、20分経ってもお湯が溜まらなかったのです。いずれも風呂を出しながらパソコンに向っていたために起こった大失敗でしたので、妻から「お父さんもいよいよ物忘れがひどくなってしまった」と、笑い話に附されてボケ高齢者扱いをされてしまいました。

 日頃は水を節約するようにと、妻は風呂の残り湯を使って洗濯をしたり掃除をしたりしていますが、これでは節約どころか水を浪費して帰って節約している妻の足を引っ張っているのです。私たち夫婦は「何を勘弁しても風呂ぐらいは毎日楽しもう」と、たった二人だけなのに惜しげもなく毎日満水状態で風呂を楽しんでいます。ですから水道メーターも普通の家庭では考えられないくらい使うのですが、渇水期には大きな声で言えないものの、これはささやかなわが家の贅沢なのです。 

 まあ私も妻も残り湯で朝ぶろを楽しむので利用価値としては高い方でしょうが、今後は風呂の入れ忘れ、風呂の出しっぱなし、元栓の締め忘れだけには気をつけたいと思った次第です。


  「お湯のない 風呂に入って 大慌て 夏ゆえ夫婦 笑って済ませ」

  「栓もせず お湯を出したが 溜まらずに あなたボケたの 言われしょんぼり」

  「お湯を出し パソコン夢中 止め忘れ それさえ出来ぬ ダメな亭主だ」

  「節水を しろと口では 言いつつも 水を浪費し 顔向けできぬ」 

[ この記事をシェアする ]