shin-1さんの日記

○地域づくり団体全国研修交流会愛媛大会の準備整う

 7月26日、えひめ地域政策研究センターから一通の書籍小包が送られてきました。封筒の左隅が切ってあり、切手は240円分が貼っていました。心待ちに待っていた手紙だけに早速封を切り中の冊子を取り出しました。表紙や中身からから受ける第一印象は愛媛らしさを表現したオレンジ色です。付け書には事務局の谷本さんの走り書きが添えられいましたが、この一年何度も実行委員会などの集会を重ねながら、この募集要項の作成に努力してきた谷本さんはじめ多くの方々の下積みな努力に感謝しながらページをめくりました。


 今年の11月14日と15日の両日、愛媛県で第26回地域づくり団体全国研修交流会愛媛大会が宇和島を中心に開催される予定です。「きなはいや伊予の国~広げよう地域づくりの輪~」が大会のキャッチフレーズですが、分科会会場は愛媛県下15会場という大きな大会なのです。既に昨年の秋実行委員会が組織され、はからずも私が実行委員長の重責を任されているのですが、実行委員長は一種の飾りであり、やはりこうした大会の切り盛りは事務局の根回しや企画力が大きく左右するものです。事務局はえひめ地域政策研究センターに置かれ、栗田所長さんや小方主任研究員と谷本研究員がタッグを組む強力布陣です。県庁市町振興課の北村課長さんも副委員長としてメンバーに加わるなど全面協力で成功・盛会を期そうとしています。

 さて、このパンフレットはこれから全国に発送され、地域づくり団体に所属する人たちの元へ届くのでしょうが、若しパンフレットが届かない私のブログを読まれている方には、希望すればご案内や説明をいたしますので、下記宛ご連絡下さい。

  愛媛大会事務局  財えひめ地域政策研究センター まちづくり活動部門

              〒790-0003 愛媛県松山市三番町4丁目10番地1

              TEL089-932-7750 E-mail:taikai@ecpr.or.jp

  実行委員長     若松進一

              〒799-3204 愛媛県伊予市双海町上灘甲5391-2

              TEL089-986-1301 E-mail:wakamatsu@yuuhi.jp


さて、愛媛県で開かれる予定の地域づくり団体全国研修交流会に来たいと思うあなたに実行委員長お勧めの参加方法を伝授します。まず基本的には折角愛媛県へ来るのですから、見たい場所や訪ねたい場所から検索する方法と大会の目的に沿って分科会のテーマの中で興味ありそうな会場から検索する方法の2種類があります。私はこれまで沖縄大会と茨城大会に参加しましたが、沖縄大会は石垣島に行きたいという思いで検索し、前回は分科会のテーマ「子どものためのまちづくり」でひたちなか市を選びました。いずれも正解で多くのことを学んで帰りました。

 「折角四国へ行くのだからついでに四国四県を回ろう」なんて甘い考えは捨てた方がいいような気がします。というのも四国は小さな島という印象が強いようですが、どうして松山から公共交通機関を利用して高知・徳島・香川へ行くのには少なくても一泊二日以上の旅プランが必要なのです。

 飛行機で松山入りするか、新幹線と列車を乗り継いで松山入りするかによっても随分と見所が違います。まあ一番いいプランを立てるには、若松進一さん(私のこと)のように、全国を歩き慣れた人間の助言を求めることをお勧めいたします。ただし私は公平公正を貫かなければならない実行委員長という立場なので、分科会のお勧めは相談には乗るものの原則としていたしませんので悪しからずご了承下さい。

 ちなみに11月のこの時期は愛媛では特産のみかんが山をオレンジ色に染めますし、海も空も青い国四国といわれるように澄みきっています。

 最近「愛媛では蛇口からみかんジュースが出るって本当ですか?」という問い合わせが私のメールに入ってきます。全体会の会場では本当にみかんジュースを蛇口から飲めるのです。このアイディアを検証するだけでも面白く、ましてや愛媛の特徴ある地域づくりを志す団体やリーダーと交流できるのですから、楽しみにお越し下さい。待ってます。

  「蛇口から みかんジュースが 出るという? 嘘か誠か 来なきゃ分らん」

  「きなはいや 土地の言葉で ラブコール 酒・食・人情 てんこ盛りだよ」

  「宇和島は 十万石の 城下町 みかんと真珠 日本一です」

  「ハラハラし ドキドキしつつ 最後には ジーンと来るよ 愛媛においで」

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shin-1さんの日記

○相次いで美味い物が届くわが家

 油が高くなったと嘆くのは全国一斉にストライキをした漁師さんだけではなく、わが町のお百姓さんだってみかんをハウスで作っているので、かなりしんどいようで、高齢化や跡継ぎ不足なのどに悩む農家では原油高が追い討ちをかけて、一気に農業離れが進むのではないかと心配されています。雨が降り過ぎると実った作物が美味しくないし、雨が降らないと木が枯れるし、豊作だと咲くもちの値段が安いし、不作だとお金が取れないしと、いつの時代も第一次産業というのは貧乏くじを引かされる運命にあるのかも知れません。ゆえに農家や漁家の親は勉強をして都会を目指せと向都離村の教育をするのです。

 少しでも農家のそんな窮状を助けようと、この時期としては珍しいハウスみかんを農家に分けてもらい、先日妻の手で全国の友人に発送しました。秋には漁師さんから煮干しを分けてもらいこれまた全国の友人に発送するのですが、リタイア年金暮らしの身ではいつまで続くかこれも心配なのです。

 さて友人から「みかんが届いた。美味しかった。また頼む」などと嬉しいメールや電話や便りが届くのですが、そんなつもりで送ったのではないのに、そこそこの土地から美味しいものが届くのです。

 島根隠岐西ノ島町の角市さんからは見事なアワビとサザエが届きました。北海道鵡川町の菅原さんからはメロンです。また高知県春野の乾さんからは珍しいフルーツトマト、高知県四万十市西土佐の和田さんと高知県馬路村の木下からは送りもしないのにそれぞれウナギとスーパーごっくん馬路村が届きました。送られて来た物は毎年楽しみにしている子どもや孫に殆ど全てを食べ尽くされ、私たち夫婦はほんの少しの味見程度なのです。それでも美味しいといわれる度に友人の名前や住んでいる所、その人の想いで話しを子どもや孫に聞かせてやるのです。

 春野の乾さんから届いたトマトは今まで食べたことがないような小ぶりで鮮やかに赤い甘いトマトでした。そのトマトが届いた頃からわが家の家庭菜園でもミニトマトが出来始めました。乾さんにいただいたような甘さはありませんが、それでも樹上で完熟させた真赤なミニトマトは毎日食卓に上り、夫婦はトマトで生きているというくらい食べているのです。今年はブルーベリー園を営む西岡さんのお陰でブルーベリーも沢山食べて、暑くてたまりませんが贅沢な夏なのです。

 去年もミニトマトは豊作でした。丸い品種から見たこともない長い品種に変えたための豊作だったと、トマトの品種名も分らず、妻と二人で苗屋に出かけ、口頭でドングリのようなトマトとお話したら、今日入荷しただけだともったいぶられ、トマトの苗を5本も買い求めました。最初は太りが悪く、丸いトマトに負けていましたが、その後ぐんぐん成長して、今では脇芽が沢山出て、鈴なりの状態です。トマトは普通脇芽をかいで育てますが、ミニトマトは脇芽にも沢山実を付けるので放任の状態でも十分なのです。最初は3日くらい置かねば収穫できなかったトマトですが、今は2日おきに収穫します。収穫したトマトは水荒らして小袋に分けて冷蔵庫に入れ、冷して食卓に並べられます。この品種は果肉が厚いのが特長で、丸いミニトマトのように表面が割れることも殆どなく、製品率は99%ですから凄く重宝です。

 トマトにどんな栄養や効能があるのか余り知りませんが、わが家では無農薬で安全保証付きです。大好物である完熟のトマトを好きなだけ毎日食べれる幸せは、やはり田舎暮らしの特権だと、都会の人に見せびらかし自慢したくてブログで紹介しているのです。

 まるで太陽の生まれ変わりのようなトマトは真赤な色をしています。地中の何処にそんな色の源があるのでしょうか。神秘的だと思えば思うほどトマトの収穫が楽しみなのです。

 明日からいよいよ8月です。暑中お見舞いがやがて残暑お見舞いに変わるころまでわが家の食卓はトマトが居場所を誇示してくれそうです。

  「菜園で 真赤に熟れた ミニトマト 食卓いつも 賑わせてくれ」

  「この赤は 土の何処から できるのか 野暮な考え 頭を巡る」

  「なくなった トマト送れと 催促が 孫も子どもも トマト大好き」

  「全国の 仲間に送る 送られる 思い出しつつ 相伴あずかり」

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