shin-1さんの日記

○人間牧場ロケ風呂に孫希心入浴
 今日は宇和島から厚生年金受給者協会の山本さんがやって来ました。10月末に行われる研修会の講師を依頼されていて、その打ち合わせを兼ねて地区委員の浦田さんと、支部長の尾崎さんを伴っての来訪です。シーサイド公園で午前10時に待ち合わせをしましたが、夏休みの海水浴シーズンとあって、シーサイド公園の駐車場は午前10時前だというのに両方ともほぼ満車で、ガードマンのおじさんが汗ダクダクで交通整理をしていました。こんな状態ですから山本さんに合うのは難しいのかなあと思いつつ特産品センターの中へ入って見ると、山本さんは既に到着していて、レジの人に私のことを聞いている最中でした。
 「お目当ての人間牧場はここからさらに15分ほどかかります。私のトラックについて来てください」説明しシーサイド公園を出発しました。今日の瀬戸内海は夏特有のベタ凪ぎで山口や広島、それに愛媛の島々がまるで墨を流したように美しく見えました。私の後に続く浦田さん運転の車を意識しながら山や谷を縫うように走りましたが、多分山本さんたちは車の中で、「エッ、こんな山の中に果して人間牧場はあるの?」と不安めいた話しを下に違いありません。やがて目的地まで近づき、山道が登りから下りになって、やっと目的地の人間牧場へ到着です。水平線の家の中へ入ってカギを開け、自慢の窓を全部開けると下界の暑さとは裏腹に爽やかな風が室内に流れ込んできました。三人とも一応にその眺望の素晴らしさに驚いた様子でした。


 やがて打ち合わせが始まり、講演の演題や準備物、私のプロフィール、交通手段などなど一通りの話しを終えて雑談をしました。地区委員の浦田さんは研究熱心な方で、さまざまな資料を用意して私と深い話をしました。そのうち息子夫婦が孫を連れてやって来て気を利かせてお茶をさし出してくれました。息子夫婦は私たちの打ち合わせの邪魔にならぬようロケ風呂を沸かし孫希心を入浴させていました。やがて孫が素っ裸で上がって来ましたが、孫希心にとってロケ風呂への入浴は初体験です。私には長女夫婦に二人、長男夫婦に一人の合計三人の孫がいますが、孫朋樹は既にこの風呂を体験済みなので、今度は孫尚樹を五右衛門風呂に入れてやりたいと思っています。




 長男夫婦は山本さんたちが帰った後もハンモックを取り出して組み立てたり昼食弁当を食べたりしながらのんびりと休日を楽しんでいましたが、私は作業着に着替え、地下足袋と麦藁帽子、それに軍手といういでたちで草刈機を取り出し、刈り残していた梅林の草を刈り始めました。夏草の元気さにはこちらもタジタジで、真夏の真昼間ですから汗が流れるように滴り落ちました。途中近所の西嶋さんの奥さんがやって来てハウスみかんを差し上げるから自宅まで取りに来るよう伝言がありました。息子と二人で日頃のお礼を込めて出かけて行きました。
 帰った後も草刈りは続きましたが、そろそろ油タンクが空になるという頃になって、雨が降り出し息子たちもそろそろおいとまするというので、私も作業を中止して荷物をまとめて帰り支度をしました。今晩は姉夫婦と妹夫婦、それに私たち夫婦の三組でビアガーデンへ行く計画です。この3日間朝昼晩と忙しい日々を過ごしてきただけに体は少々お疲れモードですし、それに冷房の聞いた会議室や宿泊先も一晩中冷房が効いた部屋で過ごしたため、何処となく体調がだるかったのですが、真夏の炎天下での作業がかえって体調回復になり、シャワーで汗を流し洗濯機で作業着を洗濯する頃には、私の体はすっかり夏モードに変わって元気を回復していました。
  「冷房で 過ごしたためか 気だるさが 少し残って お疲れモード」
  「炎天下 草刈り作業 汗をかく 不思議なもので 元気回復」
  「孫希心 ロケ風呂洗礼 受けました これがわが家の 跡とり儀式?」
  「宇和島の 友人はるばる やって来て 演題などを 聞きて帰りぬ」

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shin-1さんの日記

○わが家の菜園で獲れたトウモロコシ

 今年は梅雨の明けるのが例年より10日以上も早く、雨の日を天気が悪いと嘆く人にとってはお天気が良く、真夏日や猛暑日が続いて、うだるような暑い日が毎日続いています。これほど雨が降らず照り付けると農作物の立ち枯れや、飲料水を心配しなければならなくなりそうです。わが家の菜園も元気だったナスやキューリの茎が弱り始め、収穫がゼロに近いほど落ち込んでしまいました。親父は毎日井戸からポンプで汲み上げた水をナスやキューリにやっていますが、これこそ焼け石に水の状態なのです。

 今日は大気の状態が不安定でにわか雨が降るかも知れないと、天気予報でいっていましたが、朝起きて空を見上げた限りでは雨の心配など全くない一面青空の状態でした。ところがどうでしょう。昼頃人間牧場で草刈りをしていると、一天にわかにかき曇り、かなり激しい雨が降り出しました。人間牧場にやって来た息子は「滅多にしない草刈りなどをするから雨が降るのだ」と笑っていましたが、私にとっては恵みの雨で、雨が降ることをよい事に早々に草刈りを切り上げ、人間牧場を後にしました。それでも草刈機の油タンクが空になるほど刈ったので、刈り残していた草は全て刈れたので満足しています。

 家に帰ると親父が降る雨を見ながら大喜びをしていました。このところ朝夕の水遣りが嫌になっていたこともあって、今晩は水遣りをしなくて済むのですから、私の草刈りと同じように、少ない量ながら恵みの雨に感謝しています。



 先日菜園のトウモロコシを初収穫しました。最近の日照りで、勢いよく伸びていたトウモロコシも何本かは枯れてしまいましたが、それでも一本の茎に1~2本のトウモロコシが付いて、そこから白髭が出ていましたが、最近になって白髭が茶褐色から黒くなり始めました。わが家で植えているトウモロコシはスイートコーンなので、多分食べ頃だと親父が言うものですから、試しに5本ほど収穫してみましたが、どれも虫に喰われることもなく立派に実入りしていました。早速取れたてのトウモロコシの皮を剥き、髭を取って大きな鍋の中に水を張って火にかけ、トウモロコシを入れて湯がきました。塩を一つまみ入れて20分くらい茹でたのでしょうか、お湯を捨てて取り出すと美味しい茹トウモロコシが出来上がりました。トウモロコシは茹で立てをかぶりつくのが一番、少々お行儀が悪い感じもしますが、誰も見ていないので、妻と二人で美味しい美味しいといいながら食べました。初物なので仏壇に備え、親父の隠居へも妻が一本持って行きました。

 かなりの量を植えているので、日照りの状態にもよりますが、これから10日間くらいは毎日トウモロコシの取れたてを食べれると思うと、何となく嬉しい気持ちになるのです。

 私たちがこどものころはのトウモロコシは焼いて食べるのが主流で、スイートコーンなど不味いと思っていましたが、歯状の悪い年代になると焼きトウモロコシより茹でトウモロコシの方がはるかに食べやすいのです。昔は風呂を沸かした残り火でトウモロコシを焼いて食べるのは晩夏から初秋でしたが、スイートコーンは夏の食べ物としてすっかり定着したようです。親父の水やりのお陰で、また親父が虫が入らないように一度軽めの消毒をしたため、美味しいスイートコーンを食べることが出来るのです。親父に感謝しながら今日もご相伴に預かります。

  「獲れたての コーン塩茹で 味一級 安心安全 これが一番」

  「子ども頃 風呂の残り火 利用して 焼いたとうきび 今も忘れじ」

  「食べ頃と 思う今頃 見計らい ハクビシンなど 来ぬよう網を」

  「行儀よく 並んだコーンに かぶりつく 行儀悪いが これが一番」








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