shin-1さんの日記

○人間牧場にジャコ天のおばさんたちがやって来た

 愛媛県内でも一番元気なと思われるジャコ天のおばさんたち24人がわざわざ人間牧場にやって来ました。シーサイド公園に行列の出来る店を開いていることもあって、その日は6時40分に下灘コミュニティセンター前で待ち合わせをしていたのですが、1分1秒も遅れることなく40分きっかりに待ち合わせ場所に6台の車に分乗してさっそうとやって来ました。顔見知りのおばさんだけですので別に気負うこともなく、私の車を先頭に7台の車がまるでムカデのようにゾロゾロついて来ました。乗用車は上へ置いて歩いてもらいましたが、軽四は人間牧場まで恐る恐るの運転です。その一台一台を私が運転を代わって回転させ、置くからきちんとつめて駐車しました。

 玄関から部屋の中に入り海辺に広がる景色を見て24人のおばさんたちは誰もが、その眺望に「わー凄い」と感嘆の声を上げておりました。海沿いに暮らす彼女たちにとって海は見慣れた光景です。でもこんな海抜130メートルの上から見る海と空は例えようのない景色だと絶賛しきりです。

 前日鳥取の旅先へ電話がかかり、「明日空いているかい」「空いている」「じゃあ明日みんなで押しかける」てな売り言葉に買い言葉で今日の集会となったのです。でも一人や二人なら分りますが、24人もの集団が一糸乱れぬ状態で出席する事に私も驚きましたし、話を聞いて参加した商工会の三井会長も驚きの色を隠せませんでした。この日の集会は人減牧場を見学することとジャコ天の店の運営についてみんなで話し合う大切な会です。一通り食事や雑談が済んだ後、生き残りをかけた真剣な話し合いが持たれましたが、私がジャコ天のお店を立ち上げた張本人だけに12年間もよくぞ右肩上がりで続いたものだと、この集団をリードしてきた富岡さんの手腕に大きな拍手を送りました。

 この日は梅雨の晴れ間のようで、期待や予期もしなかったのに自慢の美しい夕日が西の空に見られ、これまた心を赤く染めましたし、囲炉裏を囲んだ集会も盛況で、私は思わず自慢の下手糞なハーモニカを取り出して皆さんの好きそうなリバイバルソングを即興で吹くサービスをしました。

 まちづくりを志した私にとって、上灘漁協女性部の活動くらい成功して成果を挙げている団体はありません。花の会もそうですがしっかりと自立している姿は頼もしく、私の自慢の一つです。だから私は何処へ行ってもジャコ天と菜の花の話はするようにしているのです。

 これからも元気で頑張って欲しいものです。わが人間牧場に一番来て欲しいお客さんだったのかも知れません。

  「今でこそ こんな元気な おばちゃんも 最初は霧中 失敗ばかりで」

  「船頭の 妻たち多く 山登る とにかく元気 見習いたいね」

  「起業した あの頃みんな 若かった 二十引いたら 娘みたいで」

  「これからも 今まで以上に 頑張ろう 一人一言 これが秘訣だ」

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○孫の入浴シーン

 人間牧場も季節のめぐりとともに急に忙しくなって、草刈や畑の草取りなど農作業に追われるようになりました。植えない草は元気がよいのに、植えた作物はどういう訳か草にやられてしまいます。これも自然の摂理なのでしょうか。でも伸びる草を恨まずせっせと農作業を楽しんでいます。草刈機を酷使して3枚刃をグラインダーで研いでは使っていましたが、最近になって昔杉垣の剪定に使っていたチップソーの刃が見つかって替えてみました。これが第二農場の開墾作業に凄い威力を発揮するようになって、少し作業が楽になっています。

 先日孫が「おもしろ教室」にやって来ました。娘が結婚式に出席するためお守りをしなければならなくなり、「おもしろ教室」と重なって急遽の参加となりました。参加といってもそこら辺をうろちょろするだけでしたが、小学生たちに大事にしてもらうものですから、悦に入って私の「会長」と書かれた名札を首につってやると嬉しそうにはしゃいでいました。みんなから「会長」と呼ばれて益々ご満悦の様子でした。

 みんなが帰った後、長男と次男が上がってきて、風呂を沸かしてくれました。孫が風呂に入りたいというのです。

次男に抱かれて風呂を楽しむ姿を長男がパチリと私のデジカメで撮影しました。いい感じに写っています。

孫はこの思い出が余程新鮮だったようで、あちらこちらで五右衛門風呂の意味も分らず、「山の五右衛門風呂に一生ちゃんと入った」とあちらこちらで宣伝をしているようです。昨晩も娘の夜勤の関係で泊まりに来た孫が、この写真を見せたりわが家の風呂に入ると、「今度はいつお風呂に入れるの」とせがんでいます。季節もよくなってきましたので、近いうちに今度は「おじいちゃんと入る」約束をしました。孫と私の只今の合言葉は「男どおし」です。

 先日ブログで私の入浴シーンを配信したところ、一斉に笑いと感嘆のブーイングがメールで沢山寄せられました。孫が風呂釜の中で遊ぶシーンは「可愛いね」だったのに、私のシーンは痩せこけた体が醜いアヒルの親と感じられたのでしょう。でもこの風呂は一度入ると癖になりそうな予感のする五右衛門風呂です。

 「女性の私でも」と言われそうですが、はい木漏れ日の左右の窓は忍者屋敷のように閉まるし、前の上げ戸も鍵がかかりますのでどうぞご安心下さい。ただし節水につき体重制限があることをお忘れなく。ちなみに体重の基準はわが妻にしています。

  「植える苗 育たず植えぬ 雑草は スクスク伸びて 俺はかなわん」

  「思い出は 孫の体に インプット 蓄積されて 三つ子魂」

  「この風呂に 入る女性は 誰かしら 未だ入らぬ 女体を思う」

  「この風呂を 造る構想 設計士 今は牧場 名物なりぬ」

 

[ この記事をシェアする ]