人間牧場

〇大きな鯛が届きました

 昨日の夕方玄関先から、「おじいちゃん大変大変!、大きな鯛が届いた」と、甲高い孫希心が家中に大声を響きわたらせながら、台所横の部屋にいた私の元へ走って報告にやって来ました。私は孫に手を引かれて玄関に出てみると、5キロもあるような立派な鯛が置かれていました。息子嫁の話によれば長男息子の仲の良い漁師さんの和田さんが、持って来てくれたそうです。孫の声に釣られて妻も出てきましたが、家族全員が立派な鯛を見ながら、「ここはおじいちゃんの出番ですね」と、妻も若嫁も私に鯛の調理を頼み、妻は「今晩はこの鯛の刺身で握り寿司をしよう」と決め込み、準備のためさっさと引き上げてしまいました。

大きな鯛が届き大騒動の孫たち

 私は少し肌寒くなったため着ていた、薄手のジャンバーを脱ぎ、早速調理の準備を始めました。調理の前に鯛を持った孫たちの写真を撮ってやろうと、デジカメを持ち出し、鯛の尻尾付近に手が汚れないようキッチンペーパーを巻きつけて持たせましたが、3歳と5歳の孫には重過ぎて、用意した発泡スチロールのトロ箱の上に何度も落として終いました。また二人が動くためピントがずれましたが、まあ何とか鯛の姿だけは記録に留めました。
 さあ私の出番です。裏の調理台にまな板と魚専用の出刃包丁、それに鱗取りを用意し、鱗が極力飛ばないよう水を掛けながら、まず鱗を取りました。これくらいな鯛になると鱗も半端ではなく引いた鱗が四方八方に飛び散りました。

 次の作業は頭と胴体を切り離すのですが、鯛の骨は硬くて中々です。ましてや切り離した頭部分からエラとカマを外し、頭を真っ二つに割る作業は、馴れた私でも一番難儀な作業なのですが、とりあえず順調に二つに割れホッと一息です。内臓には食べたであろう大量のイワシが胃袋に収まっていました。それらを潰さないように丁寧に取り除き、三枚に下ろしました。そしてパレットに二つに分けて、妻と若嫁に渡して流し台を洗い、汚物を猫に食べられないよう、頑丈なゴミ箱に入れて電気を消し、私の役目を終えました。
 孫たちも新鮮な鯛の刺身はご馳走だったようだし、わが家でも妻が酢飯を作って、握り寿司を食卓に並べてくれました。いやあ実に美味しい握り寿司で、思わぬご馳走に夫婦の顔もほころびました。

 田舎は漁師や百姓のの知人や友人、親類が沢山いて、かように豊かな食生活ができるのです。秋の実りの季節を迎えているため、サツマイモ、ジャガイモ、みかん、野菜、秋刀魚、鱧、煮干、ブドウ、梨、柿、新米などなど、もう食べきれないほどの農産物や海産物が、居間の横のローカに海産物を除いて置かれていますが、これらを早く食べなければならないので、近所や友人にお裾分けしながら、味覚の秋を楽しんでいます。
 一昨日は友人に頼んでいた極早生みかんが届き、妻は第一便を全国に発送したようです。早くも届いた旨の電話やメールが届いているようです。深まり行く秋の中で、妻も私も少々馬肥ゆる秋のようです。

  「おじいちゃん 鯛が届いた 呼びに来る 孫も私も みんな興奮」

  「この鯛は じいちゃんお願い 視線向く 私も心得 調理始める」

  「ダイニング 鯛の刺身が 握り寿司 美味い美味しい 二人連発」

  「鯛兜 今日の夕方 妻の手で 鯛めし炊いて 昨日の続き」

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