人間牧場

〇手作りのポストカード

 私は「毎日3枚ハガキを書いたら人生が楽しくなる」という言葉を信じて、毎日ハガキを3枚書いていますが、忙しい時には表書きはさて置き、裏に書く文章にそれほど詳しく書く暇がないので、手持ちのプリンターで、パソコンに入っている写真の中から適当に見繕って、写真入のポストカードを使ってごまかしています。こうすればポストカードの半分を写真で埋めれて、書きスペースが大幅に減り、ハガキを書く時間が短縮できるのです。最初はそんなよこしまな考えで始めた、写真入りのポストカード作りでしたが、最近はこれが馴染んで結構楽しんで使っているのです。

 昨日は夕方食事が終って、ノルマのブログを一本書き終った後、9月の記事をプリントアウトして一冊の綴りを作りました。プリンターから出てくる9月に書いた記事を見ながら、一ヶ月があっという間に過ぎて行く時の流れの早さに、内心驚きながら少しの間時を過ごしましたが、さて手持ちの官製ハガキに、とりあえず夕日の写真を挿入してプリントしようと思い、パソコンの中身を検索したところ、面白い写真を見つけました。多分何処かへ講演で出かけた折見つけたものを、デジカメで撮影したものと思われますが、知人友人に出すハガキくらいならいいだろうと勝手に思い、早速ポストカードを20枚ほど作り、この1週間に出会った人に、何と20枚もハガキを書いてしまったのです。

 「お父さん、疲れているのだから早く寝ないと」と妻から注意を受けましたが、気がつけば20枚のハガキを書き終わった頃には、12時を過ぎて今日になっていました。「1日三枚」を日課にしている私ですが、久々に「一日20枚」のハガキを書いてしまいました。故に昨日は朝書いて投函した3枚を加えると、23枚も書いた計算になるのです。三枚で幸せになるのなら、23枚では大々的な幸せだと勝手に思い込んでしまいました。さて昨日選んでポストカードにしたお目当ての夕日の写真は、珍しい飛行機と夕日の組み合わせでした。

夕日を抱えた飛行機

 私は夕日に魅せられた、いわば夕日の気違いとでも言うべき人間で、これまで沢山の夕日の写真を撮ってきましたが、その殆んどはデジカメで簡易にブログ用に撮影したもので、画質も画素数もそんなに良いものではありません。ゆえに引き伸ばすこともできませんが、まあブログとポストカードくらいなら何とか活用できるのです。昨日作ったポストカードの夕日は掲示された印刷物を、デジカメで撮っているので醜いのですが、まるでメダカが卵を抱えて産み落とす時と同じように、飛行機が夕日を腹に抱えて飛んでいるいる、一瞬のシャッターチャンスなのです。こんな写真は余程の技術とチャンスがないと撮れないのです。いやあ凄い写真です。

  「PCの 中に内臓 した写真 ポストカードに プリントアウト」

  「絵葉書を 作る楽しみ 見つけたり 省エネタイプ 文字半分で」

  「二十枚 ハガキ書いたら 幸せが もっと増えたと 一人喜ぶ」

  「ああ今日も 幸せでした 感謝して ハガキ三枚 ノルマ達成」

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