人間牧場

〇松山地方の秋祭り

 10月に入ると県内のあちこちで、五穀豊穣と家内安全を願った秋祭りが行なわれるようになってきました。東予地方新居浜の太鼓台や西条のだんじり、南予地方の牛鬼や五鹿踊りなどのような大掛かりで有名な祭とは違って、私たちの住む中予では、神輿と獅子舞くらいしかない比較的地味な祭りですが、それでも松山の喧嘩神輿や、神輿を海に投げ込む北条の祭りなど、それなりに祭りは盛り上がっているようです。
 県下のトップを切って昨日まで松山では秋祭りが行なわれていました。昔は神輿を担ぐのは男性ばかりで、女人禁制のようでしたが、今は威勢のいいお姉ちゃんが蓮を作って女神輿を担ぐ、勇ましい姿も見られるようです。しかし概して田舎では、祭りが平日では担ぎ手が集まらないため、祭りの日を土日にするなど対応はしているものの、右肩下がりのようです。

孫尚樹

 

神輿を担ぐ園児たち

 祭りに一役買うのが地元の保育園や幼稚園の園児で、可愛らしい子どもが豆絞りの祭りと書いた鉢巻を締め、ワッショイワッショイと掛け声を合わせて、町内を練り歩く姿は何ともほほえましいもので、子どもたちも祭りの盛り上げに一役買っているのです。
 4日前松山に住む娘から、「孫の尚樹が神輿を担ぐのだけど、平日なので私もも主人も仕事で見に行くことができないので見に行って欲しい」旨の電話が入りました。あいにく妻もこの日は仕事で、私も夕方から遠出の出張が予定されていましたが、午前中だというので私がその役割を引き受けました。
 孫は松山の飲み屋街のど真ん中にある、愛媛幼稚園に通っています。わが家から車を走らせても40分はかかります。幼稚園近くの有料駐車場に車を止め、歩いて幼稚園へ行きました。兄の朋樹が同じ幼稚園だったので、先生たちも私の顔を覚えてくれていて、不審者と間違われずに園内に入れてもらいました。

大街道一番町口付近での記念写真

 やがて10時30分になると園児たちが、鉢巻をして教室から出てきました。かなりの人数なので同じような背丈の同じような格好をした園児の中から、目当ての孫の姿を探すのは大変ですが、孫尚樹も私が行くことを知っているので、早速目と目が合いお互いが手を挙げてあいさつが出来ました。近くの大街道まで歩道を歩き、歩行者天国の大街道で、既に運ばれていた神輿に、順番で群がりひと班10メートルほどをリレーするような形で練り歩きましたが、写真が撮りづらいほど人が群がって、私も一緒に歩きました。
 年中組の孫尚樹は意外とクールな姿で神輿を担いでいたようでした。私は娘に頼まれていたのでその一部始終をデジカメに治めましたが、そのデジカメを持ったまま、少し長めの旅に出たので、すっかりそのことを忘れていました。昨晩妻がその写真を見たいというので、デジカメを取り出し見せてやりました。老眼に虫眼鏡という何とも可笑しな格好で、デジカメ写真を見る妻の姿に、思わず吹き出してしまいました。今日あたり写真をプリントアウトして娘の元へ送ってやりたいと思っています。
 私たちの町の地方祭は今月22日・23日の両日に行なわれる予定です。

  「幼稚園 祭り鉢巻 凛々しいが 同じ格好 誰が誰だか?」

  「手を挙げて 私の存在 確認し 孫はほほ笑み 私も笑顔」

  「お神輿に 父兄集団 ゾロゾロと デジカメ・ビデオ まるでスターだ」

  「注連縄と 幟はためく 商店街 歩行者天国 練り歩きつつ」 

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