人間牧場

〇第30回地域づくり団体全国研修交流会鳥取大会(その3)

 「日本一小さな県から大きく発信」~集い・語り・紡ぐ~をテーマに、9月29日~30日の2日間、鳥取大会が始まりました。全体会会場は鳥取県のほぼ真ん中に位置する倉吉市にある、鳥取県立倉吉未来中心というとてつもなく大きい会場でした。
 全国から集まった参加者は270人で、来年開催予定の福井県からは42人が参加していました。四国からは愛媛県が圧倒的に多い15人で、香川県から2人、高知県と徳島県からは残念ながら参加がありませんでした。まあ地域づくりは人数ではないのでそんなことはどうでもよいことですが、年輪塾からは私と浜田さん、それに地域事務所の松本さんの3人で参加しました。

打吹童子ばやしの素晴らしい演技

 オープニングは倉吉市に古くから伝わる子ども太鼓の郷土芸能「打吹童子ばやし」でしたが、里見八犬伝をイメージして作られた曲を笛と太鼓で表現していて、これまで見た子どもの太鼓の中でも超ビッグな美しさとスケールでした。
 地域づくり団体全国協議会会長の岡崎昌之さんと、平井伸治鳥取県知事、武居丈二総務省地域力創造審議官、石田直裕地域活性化センター理事長のあいさつがあり、郷土芸能「しゃんしゃん傘踊り」でセレモニーを終え、トークセッションは大会実行委員長の福田京子さんをコーデネーターにして、「最初は小粒でも大きく育つ地域力」をテーマに、いんしゅう鹿野まちづくり協議会理事長の佐々木千代子さんと、地域福祉ネット副理事長の吉野立さんの3人の議論がありました。

3人によるトークセッション

 次回開催県福井県のあいさつや、鳥取大会実行委員長福田京子さんのあいさつの後、鳥取県出身の作曲家岡野貞一が作曲したご存知「故郷」(高野辰之作詞)の歌をピアノ・ソロに合わせて、全員が大合唱しました。お粗末ながら私は、岡野貞一が鳥取県出身であることをこの時初めて知りましたが、「故郷」の物悲しい歌や曲は、「日本の歌」の中でも一番人気の高い歌で、東日本大震災にまつわる様々な催しでも必ず歌われるなど、日本人の愛唱歌なのです。しかしこの歌はよくよく歌詞を読んでみると、日本が戦後復興を成し遂げ、高度成長に向かった時代、つまり向都離村の教育をした時代に故郷を離れた人たちが、望郷の念に駆られた思いを歌った歌であるような気もするのです。故郷を離れず故郷に生きる私からすると、少し複雑な気持ちになりますが、①故郷を愛する、②故郷のためになる、③故郷を正しい方向に導くとい、う3つのことを徹底してやっている私にとっても、故郷で生きた過去を懐かしく思う気持ちは変わりないのですから、これからも口ずさんで行きたいと思いました。

 全体会を終えた参加者は、そこここで昼食弁当を食べた後、鳥取県下11の分科会会場へ向かって散って行きました。私たち3人が選んだのは、鳥取県の西に位置する南部町です。倉吉から海岸国道に出てコナンの里北栄町、琴浦町、大山町、米子市と走り、午後2時頃無事南部町へ到着しました。
 その頃から台風の影響でしょうか、ポツリポツリと雨が降り始めましたが、その雨も夕方まで小康状態となり、穏やかな初秋の鳥取路を満喫しました。

  「倉吉の 町の真ん中 馬鹿でかい 未来中心 文化施設で」

  「そこここに 郷土芸能 数あれど 童子ばやしは 超一級だ」

  「故郷と いう歌鳥取 出身の 人の作った 曲と初知る」

  「故郷を 歌うと何故か 故郷の 情景浮かび 心和みて」

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