人間牧場

○劇団イリュージョン27周年公演2012観劇

 松山市を拠点に活動している、劇団イリュージョンの27周年公演が松山市民会館であり、昨日は午後13時30分から家族で観劇に出かけました。高校時代からもう20年にわたって劇団に所属し、活動している次男一生も「江口厚生」役で出演していて、また作・演出を手掛ける劇団代表井上佳子さんの指導の下、最近は忙しい仕事の合間を縫って息子は「振付け」もやっていて、あの華奢な体の何処にエネルギーがあるのかと思わせるような躍動感溢れる姿に、感動しながら2時間を過ごしました。

劇団イリュージョンの公演パンフレットの表紙

 受付で貰ったパンフレットに次のようなSTORYが載っていました。
 「街のはずれの川辺に、八月になると開く地獄屋という変わった店がある。その店は地獄アメや、地獄案内等、怪しげなものを売ったり案内したりする店で、脱衣婆さんという婆さんが店番をしている。今年の夏は、その店で17才のさほという少女が夏休みのアルバイトとして手伝っていた。少女は事故で家族を亡くし親類の家に身を寄せていた。夕方に開くその店には変わった客がやって来る。ある日一人の少年がばあさんの親類だと言って現れる。少年の名はモモタロウと言った。不審に思うさほに少年は津波で流され三途の川を漂っていたところを、三途の川の脱衣婆さんに拾われ、自分の両親も、自分の名前も未だ不明だと話す。そして日が落ちる頃、どこからともなく少年や少女たちが集まってくる。その少年や少女たちも戦争や震災で死んだ子どもたちだったのだ。さほは地獄屋の周辺には、夢食い金魚や市立探偵の江口、アザラシの小早川、蝶と化身した花むらさき各々の因縁の糸を巡って現れる。一度事故で生死の間をさまよったさほは、地獄屋があの世とこの世を結びつけている場所だと気付き、モモタオルの不幸な運命と死に深く心を寄せるようになる。そして各々の人物の運命と因縁がまわり始める・・・・・・」というSTORYなのです。

孫3人も神妙に観劇

 

演劇の一場面

 27年間も続いている劇団で、その20年も劇団員をやっている縁で私たち夫婦は、毎年この頃開かれる定期公演をずっと見続けているのですが、年々充実し続ける劇団と演劇、それに進化し続けようと頑張る次男の姿をダブらせながら、今年も楽しく観劇することができました。
 昨日は5歳の孫尚樹、4歳の孫希心、3歳の孫奏心も一丁前に、満席の座席のひとつを確保して見ました。イリュージョンという劇団の名前や、大人の私たちでもかなり難しい内容の演劇は、幼い孫たちにとってはさらに難しいため、途中でむずがるのではと心配しましたが、3歳の孫奏心が後半眠くなって母親の胸を枕に寝たものの、孫尚樹と希心は比較的おとなしく、最後のカーテンコールまで目を凝らして見ていてホッとしました。

 息子は日ごろ日赤松山病院の看護師としてオペ室で働いています。私たち親も息子がどんな仕事をしているのか知るよしもありませんが、失敗の許されない手術室での毎日の勤務は、かなりきつい仕事のようです。まだ独身ゆえ家庭を持たない気楽さもあるものの、仕事と劇団の両立は、公演が終われば体重が一気に5キロも減るような激しい練習や舞台なので、もうそろそろ止めたらと妻は常日頃から勧めていますが、一向にその言葉は聞き入れられないようです。年齢的に見ても結婚をと考える親心は当然だと思うのですが、結婚より演劇を選んで仕事と両立しているのですから、静観する以外はないのです。でも毎年公演を見ながら活き活きと舞台を務める息子を目を細めながら見る、親馬鹿な私たち夫婦は一応に納得もしているのです。それにして息子のダンスはまるで玄人はだしで、とてもわが息子だとは思えないほどなのです。

  「今年も 家族みんなで わが息子 出演演劇 感激しつつ」

  「いやあ凄い 感心しつつ わが息子 エネルギッシュな ダンス数々」

  「演劇と 仕事両立 する息子 妻はそろそろ 嫁さん欲しい」

  「誰の子か? 見まがうほどに 踊る子の 姿に拍手 あちらこちらで」 

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