人間牧場

○花二題

 私が北海道へ行っている間に、新聞に二つの花の話題が乗っていたようです。一つは双海町閏住地区の菜の花が咲いたという話題です。伊予路に春を呼ぶのは椿さんだといわれていますが、今年は椿さんも1月末に終ってしまい、厳しい寒さだっただけに、菜の花の咲く春が待ち遠しくて、やっと咲いたかと、閏住の菜の花畑の前を通る度に、その咲き具合が気になって仕方がありませんでした。双海といえば早春の水仙、双海といえば春の菜の花といわれるようになるまでには、みんなの努力があってこそで、何にもない地域でも事を起こして地道に活動すれば、それなりに成果はあるものだと、皆さんの努力を讃えたいと思うのです。

愛媛新聞に掲載された菜の花の話題

 もう一つは桜の話題です。今年は日本列島を寒波が襲い、北日本ではドカ雪が降り、西日本でも年明けから寒い日が続きました。そんなこともあって、気象庁が話題を提供している桜の開花は4月にずれ込むのではないかと危惧されていますが、春の来ない冬はないので、桜前線の北上を待ちたいと思っています。
 私が代表を務める21世紀えひめニューフロンティアグループでは、3年間で1000本の桜を愛媛県内に植える、「千本桜の森づくり事業」を行なっていますが、3月5日の新聞に、伊予市中山町佐礼谷の住民グループ「住民自治されだに」が、私たちの事業に賛同して110本の桜を4日に植えたことが載りました。今回植えた桜は、10年もすれば花見の出来る立派な桜の公園が出来るはずで、1000本桜の森づくり事業も順調に進んでいて、私は北海道へ行っていて顔を覗かせませんでしたが、フロンティアのメンバーが世話をしてくれました。

3月5日の愛媛新聞に掲載された桜植樹の話題

 菜の花にせよ桜にせよ、みんなが努力さえすれば必ず花を咲かせるのです。蒔かない菜の花は生えないし、植えない桜は育たないのです。とくに桜はこれから10年、草刈りや施肥等をしなければ立派な公園になることはないのです。今年も私たちのメンバーである日浅大工さんが、桧の柱で標柱を作り、そこへ佐賀山さんが腕をふるって、文言を書いて桜の隅に立ててくれたものと思われます。大野事務局長のこうした気配りも裏にあるのであるのです。10年後が楽しみです。
  「菜の花が 咲いたと新聞 紹介す 春が来たぞと 嬉しくなりて」
  
  「蒔かずんば 種は生えない 植えずんば 木々は育たず 言いふらしつつ」
  「もう私 いなくなっても 大丈夫 花守人が 多く育ちて」
 
  「10年後 俺は七十 七となる 桜の花見 出来るだろうか」
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