shin-1さんの日記

投稿者: | 2008年6月11日

○探し物の多いこの頃

 「免許証がない?」。昨日の昼過ぎ車に乗る時、自分の背広のポケットに入れているはずの免許証が見当たらないのです。居間や書斎など置きそうな身の回りを探しましたが一向に見つかりません。携帯電話だと家の電話で呼び出せば居場所が分るように着信音が鳴るのですが、免許証ばかりはそんなことも出来ず、さてどうしたものかと思案しました。「迷ったら元の場所へ戻れ」とは親父の口癖なので、ジャガイモの収穫をした場所へ行きました。すると野外東屋の机の上に免許証がポツリと置かれていました。「そうか、鍬でジャガイモを掘り、掘ったジャガイモを運ぶためポケットに入れた免許証が痛んではいけない」と、ちょい置きしたのを思い出しました。作用が万事このように、まるでアルツハイマーか認知症になったようで、探し物が多いこの頃なのです。

 この原因は一体何かと考えてみましたが、どうも近頃忙しくて身の回りの整理整頓が出来ていない事に気がつきました。書斎を見渡すと机の上は書類の山、机の下も書類の山で足の踏み込む場所もないほど整理整頓ができていないのです。そうだこの際綺麗に片付けようと掃除を始めました。私の掃除は簡単で書類類を要るものと要らないものに分けて、要らないものを捨てれば済むのです。でもその見極めが難しく、捨てると決断するのに時間がかかるのです。「あっ、こんな所にこんな物があった」などと読み返していると、ついつい捨てられなくなって元の鞘に納まるのです。

 私が一番捨て難いと思うのはハガキや手紙類です。私は毎日三枚のハガキを書くことを日課にしているため沢山のハガキや手紙が届きます。一ヶ月も貯めると山のようになるのです。特に4月は異動の季節で沢山の退職通知や転居通知が届いていて、住所録整理が追いつかないのです。仕方なくこれもうず高く積み重ねてしまうのです。整理整頓のコツは捨てることと分っていても、「勿体ない世代」に属する私は中々その決断が出来ないのです。

 昨日掃除をしていて嬉しいことがありました。紙類の中から祝儀袋が出てきたのです。祝儀袋といっても熨斗や水引のついたものではなく、簡易な封筒形式の物なのですが、中を開けて見ると何と9千円が入っていました。表書きがないのでどこでいただいたかは定かでないのですが、多分どこかの講演会場で講演お礼にいただいたものでしょうが、その日の資料の中に紛れ込んでいたのです。普通だと紙ごみとして出されたり畑の隅で焼却処分される運命にあった9千円は私の嬉しい所得となりました。本来なら妻への申告が必要なのでしょうが、そんなに申告を深刻に考えず私のポケットマネーに収まりました。目出度し目出度しです。

 紙類と同じように最近は電子文字の整理も煩雑になってきました。自分で書いた文章なのにハードディスクの整理が悪いため、文章を探すのに一苦労です。でもないと諦めて新しい文章を書く方が新鮮な事だってあるのです。最近はパソコンの記憶をいいことに、前回や前年に使った資料を焼きなおして使うことがよくあります。それは何も私だけではなく、公文書でも明らかに昨年の起案文書を直して使っているような手紙が時々届きます。直し忘れでしょうが、「第○○回」とか「○月○日(金)」「○○時から」などの間違いが多く、時にはとんだハプニングさえ起きるのです。

 物忘れ、それは歳のせいもあるでしょうが、基本は整理整頓さえしていればある程度の物忘れはカバーできるようです。大切なもの故大事にしまい忘れることだってあるのです。私のように目出度しになればいいのですが、無くしたものが全て手元に戻るとは限りません。しっかりと肝に銘じて探し物が少ない日々を過ごしたいものです。

  「紙ごみの 中から祝儀 見つけたり 妻には内緒 言っちゃ駄目だ」

  「歳のせい? それとも私 認知症? この頃ど忘れ 多くて困る」

  「眼鏡何処? かけてることを 忘れてる 親父笑って 俺も笑われ」

  「これからは 綺麗にするぞ 思いつつ 毎回同じ 進歩がないね」 


 

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