shin-1さんの日記

投稿者: | 2006年12月19日

○山猿と海猿の出会い

 山猿というペンネームで私のメールアドレスに手紙を送り続けている人がいます。高知県馬路村の木下君です。彼と始めて知り合ったのは今年2月24日、えひめ地域政策研究センターが愛媛松山で開いた「地域の自立とは何か」というシンポジウムがきっかけでした。その打ち合わせを兼ねた会合が前年の11月、高知県馬路村に登壇者を集めて行われ、東谷馬路村農協組合長の声かけで参加していた地元の青年が木下君でした。木下君は参加した徳島県上勝町の横石さんや愛媛県内子町の森本さんなど四国を代表する地域づくりの達人たちが居合わせていることも知らされぬまま酒席交流の人となっていました。多分「酒でも飲みに来ないか」という高知県人お得意の気軽さからの参加だったのでしょうが、その席で私と知り合いました。勿論2月24日には東谷組合長の応援団長として愛媛に乗り込み、人間牧場も見学し多くの人と交流をして帰って行きました。以後彼は私を馬路村魚梁瀬の講演会に呼んだり、ウナギを食べたりともう10年前から知っているようなそぶりでどんどん私と深くて広い交流をしているのです。

 魚梁瀬での講演会の模様はその日のブログで書いているので割愛しますが、その折知り合った湯浅建設の社長さんご夫妻と知り合い、口相撲の約束を果たすため魚梁瀬杉の板をわざわざ運ぶため人間牧場へやって来たのです。正直いって口約束ですから何の当てもないのに、湯浅社長は奥さんを伴って山猿と一緒に12月15日、約束の午後2時きっかりにわが家へ到着しました。しかも片道5時間もかかるような遠い道のりをトラックに魚梁瀬杉の一枚板を積んで来たのです。呆れるやら嬉しいやらで、年甲斐もなく少し涙ぐんでしまいました。

?これが木下君が軽四トラックで運んでくれた魚梁瀬杉の一枚板です。埃にまみれているためまだその全容は明らかになっていませんが、3人でやっと持ち上げる重さといえば想像がつくでしょう。足にする枝木も一緒に運んでもらい、これからの作業が楽しみです。

 さてこの日は、先日までの雨も止み絶好の小春日和でした。木下君と湯浅社長ご夫妻の3人をわが愛車に乗せて人間牧場へご案内させてもらいました。風もなく穏やかな日和で、少しガスがかかっていたものの眺望はまずまずで社長さんご夫妻も満足したようでした。

 折角夫婦で来られたのに、社長さんと奥さんの間に入って写真に納まるあたり、木下君は相変わらず意地が悪いと思いました。その夜は3人が松山のワシントンホテルへ泊まるというので、別々の車に乗ってホテルで落ち合い、近くの炉端焼きのお店でささやかな交流会を持ちました。まあ社長さんご夫妻の楽しい会話には正直参りました。

 人の縁とは不思議なものです。木下君もさることながら湯浅社長ご夫妻とは二度目の対面なのにこうも楽しく、こうも奥深い話をしていいのだろうかと思うほどご縁を深めることが出来ました。人は夢を食べながら生きる動物です。夢を持った人に会うと、また会いたいと思うのです。また会いたい馬路村の方々とまた会いたいものです。

  「はるばると 馬路魚梁瀬の 山路より 約束積んで お供従え」

  「二度目とは 思えぬ程の 出会いにて 交わす盃 程よき酔いに」 

  「次は何時 会えるだろうか ワクワクと 握手の温もり 今もこの手に」

  「いい人は いい人連れて やって来る 俺もいい人 いい人連れて」  

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