shin-1さんの日記

投稿者: | 2006年12月9日

○このハマチハウマッチ

 今日外から帰ってみると玄関に見覚えのある発泡スチロールが置かれていました。直感したのは毎年この頃になると宇和島市嘉島の宮本正勝さんと千里さんご夫婦が手塩に掛けて育てた養殖ハマチを送ってくれるものですから、もしやの期待に胸を躍らせ送り状を見てみると案の定直感ズバリで当たったのです。早速密封のガムテープをはがすと中にはハマチどころか10キロにもと土管とするような大きな鰤が本も氷詰めにして入っているのです。一昔前は天然と比較して養殖ものは脂が乗り過ぎて敬遠されていましたが、今は養殖技術が進歩して天然にも負けない立派なブリとして市場の高い評価を受けているようです。特に鹿島のブリは外洋性の元気な海で育てるため市場や消費者の人気も高く、特に名古屋地方では大きな信頼を得ているとのことでした。送り主の宮本正勝さんは私と同年代で、養殖漁師でありながら短歌の本も出すなど文化人であり、奥さんの千里さんも宇和島市の漁協女性部の部長として活発な活動を展開しているおしどり夫婦なのです。離島青年協議会の活動で知り合った二人は子宝にも恵まれ島ゆえの厳しさと戦いながら活き活きと暮らしているのです。正月前には里帰りの最中に立ち寄り死んだ母とも交流していたので、まるで親戚のような感じのする方なのです。

 ハマチが届くと最近は私が包丁を使います。10キロにも近いブリは最早お魚ママさんの妻といえども出刃包丁はちょっと荷が重過ぎるようなので、余り包丁など持ったこともない私が粗方を捌き、小切りは妻が料理するという仲むつまじさです。

 専用のデカイ包丁を砥石で研ぎ、まず頭を落します。最近は血の出る部分や内臓部分がどういう位置にあるか分るようになって極力血の出ない調理を心がけているため、今日も僅か20分ほどで3枚に下し、後は妻が仕事から帰るのを待つばかりとなりました。私は胆嚢手術後殆ど肉を食べれなくなり魚党を貫いています。したがって頭やあらや腹身といった付属品が好きで、はまちのカマなどは塩焼きにすると絶品だし、あらもブリ大根にすれば極上の料理に変身します。最近は刺身をまな板の上で味噌と混ぜ合わせながら叩いて大葉やもみ海苔と一緒に炊きだちのご飯の上に載せて食べると食欲が進むのです。

 最近料理番組が多く放送されていますが、特に料理の苦手な有名女性タレントなどが各地を訪ねてその土地の食べ物をさも美味しそうに食べる姿を見るにつけ、「俺の家なんか妻が毎日そんなご馳走を作って食べてるよー」と言ってやりたいような心境なのです。料理の上手な奥さんをもらうとその男性は幸福だといわれますが、私のお妻はその点では三重丸なのです。

 明日早く起きて鳥取県日野町へ行き、帰るとその足で東京へテレビ会議に二日ほど行きます。帰ると広島県熊野町へ、更には馬路村の木下君が人間牧場へ、そして生協の理事会とまあ来週は一日も休まないはーどな日々が続きます。今晩の集会も少し早く切り上げないと明日の早立ちには間に合いません。

 せっかく宮本さんから送られて来たブリの料理をゆっくり味わう暇はないようですが、せめて今夜の集会に出かける前に美味しさを堪能しようとよだれをたらしています。冬の魚は何といってもやはりブリだねえ。

  「宅配で 生きてるような ブリ届く 早速包丁 俺の腕前」

  「ハウマッチ 単語覚えた 中学で ハマチ連想 だから忘れず」

  「今晩は ブリの料理の フルコース 楽しみたいのに 何故に会議が」

  「若夫婦 まな板包丁 ないと聞く 料理はもっぱら ハサミだそうだ」

  


[ この記事をシェアする ]