shin-1さんの日記

投稿者: | 2006年12月9日

○税務調査

 「若松さんですか。市役所の税務課です。山の上に建てられた家の件で、○月○日税務調査に伺いたいのですが、よろしいでしょうか」と、調査の依頼文が届いたのを見計らって電話がかかってきたのは昨年でした。「さすが税務課、課税対象物の情報をいち早くキャッチしている」と褒めてあげたいのですが、税金など少しでも少ない方がいいに越したことはない市民にしてみれば迷惑な話です。でも仮にも役所に勤めていた経験のある私としては市民として甘んじて受けない訳にはいかないのです。

 約束の時間前に人間牧場へ上がり鍵を開けて待っていると顔見知りの職員が2名やって来ました。私の説明などは余り聞かず事務的にメジャーで測りながら図面を書きまるであらを探すように色々と書き込んで帰って行きました。何日かして愛媛県から新築税という納税通知書が届き、文句のつけようもなく否応なしに振り込みました。これで晴れて納税者だと思いきや、今度はロケーション風呂とツリーハウスも納税対象だといいたげに通知が来て同じ職員が調査にやって来ました。「えっ、これも測るのですか」と怪訝そうに言うと「建物は全てです」と冷たい答えでした。その調査も一昨日終えて間もなく来るであろう納税通知をびくびくしながら待たなければならないのです。だって年金暮らしの私には何とも気の重い出来事なのですから。「年金暮らしで新築税や固定資産税が嫌ならそんな贅沢なことをするな」と言われそうなので止めますが、税金を取る市役所にはかなりの不満があるのです。

 というのも合併して間もない一昨年、市役所の課税調査間違いが発覚し世間をアッといわせました。新聞がスクープして市民は初めて知ったのですが、なんのともお粗末なこの失態に市民のブーイングは強く、今でも市役所への不満はくすぶり続けているのです。重く掛け過ぎていたわが家のような人には何がしかの還付がありましたが、軽く掛け過ぎていた人は5年に遡って税金が掛けられたのです。正しい方に合わせたといえば聞こえはいいのですが、取られる人は溜ったものではありません。税金は否応なしです。でも反対だと強制執行されるのに市役所だと笑って済ませるのですから、甘いといわれても仕方がないのです。何の関係もない市役所職員が借り出され各戸を訪問して理解を得たようですが、かつて役所の職員だった私にまで文句を言われたまったものではありません。まあ新聞やテレビで役所が絡んだ不祥事や夕張市の財政破綻などが頻繁に報道される度に、目をつけられるのですから役所の人もたまったものではありますまい。でも役所は市民に雇われていることをしっかりと自覚して謙虚に、それでいて間違いのないようにお願いしたいものです。

 税金はそれぞれの財産や所得に応じて課税されますが、さらに重くなりつつあるわが家の税金分のお金をどのように家計の中でやりくりするか、妻と私の暮らし方の大きなテーマになるようです。入るお金は分っているのですからその尺度に合わせて節約する以外はありません。そんな矢先の昨晩、仕事で遅くなる妻の手助けにと、日ごろはすることも殆どない風呂を沸かしました。私も昨晩は地区内の忘年会に出席のため夕方風呂の湯を止めて出かけました。9時過ぎに帰ると妻が「お父さん風呂が溢れている」というのです。私は記憶を辿りながら「確かに元栓は締めた」と言い張りましたが、結局は私の締め方がゆるかったのでしょうチョロチョロ水で風呂は溢れていました。「ああ、勿体ない」でした。一事が万事と文句を言われ、私の善意は妻には届かなかったようで、少しイライラの就寝でした。まあこんなことにめげず節約、節約です。

  「納税の 義務があるとは 知りつつも 税務調査は 嫌なもんだな」

  「こんな家 税金掛けるの? 嘘だろう 風呂に税金 木の上税金」

  「俺の芋 食うたイノシシ 税金を 逃れて暮らす 知恵があるのか」

  「そんな目で 見られていたのか 何年も 役所を辞めて 初めて気付く」


 

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