人間牧場

〇「まるで地獄道だ」と評された人間牧場への狭い道
 最近テレビで、所・ジョージさんの「ポツンと一軒家」というテレビ番組を、妻がビデオダビングしてくれていて、時々一緒に見ています。かく言う私も家から10キロほど離れた標高130mの下灘池久保に「ポツンと一軒家」ではないものの、それによく似た「人間牧場」を造って使っているので、あれこれ興味があって、時には参考になることあるようです。

 3日前、息子と2人で休みを利用して港の見える丘にドングリから育てたクヌギの苗を植林している、クヌギの林の下刈りに出かけました。人間牧場への道は比較的広いお客さんを案内する時に通る奥西経由の道と、私たちが作業時に使う下浜隧道を通る狭い道を通る2つのルートがありますが、特に近道である下浜のルートは、国道から市道に入るといきなりJR予讃線の線路の下をくぐって、まるでモグラの穴のような暗いトンネルに入ります。

人間牧場までの細い道
人間牧場のシンボルヤマモモの大木

 そこからは切り立った断崖絶壁の狭い道が続いていて、「ポツンと一軒家」のテレビに出てくる狭い道など広い方で、いつもハラハラドキドキしながら慎重に運転しています。何年か前地元のお医者さんを助手席に乗せてこの道を通った時は、度肝を抜かれたのか「もう2度と行きたくない」と驚きの声をあげ、まるで「地獄道だ」と評されました。

 間もなく今年も始まる子ども体験塾では、参加する子どもたちはこの道を歩いて、人間牧場までやって来るのです。夏場でも道の上を塞ぐように緑陰が広がり、昼なお暗く暑い太陽の光を遮って、歩くのにはとても快適です。さあ今年も間もなく子どもたちの地獄道の行軍が始まります。ご希望の方は一度この道を歩くか車で通って、「ハラハラ・ドキドキ」の体験ツアーをお楽しみください。

「テレビにて ポツンと一軒家 観てるけど 人間牧場 負けず劣らず」
「もう二度と 行きたくないと お医者さん 地獄のようだ
                       ハラハラ・ドキドキ」
「子どもたち 狭くて細い 道歩き 人間牧場 やって来てます」
「ご希望の ある人どうぞ 来てください 体験すれば 病みつきになる」

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人間牧場

〇昨日5月3日の夕日は綺麗でした
 朝晩は少々肌寒いものの、今年のゴールデンウィークは穏やかな天気に恵まれ、新型コロナの感染が高止まりして、「大丈夫だろうか?」と気を揉むものの、何の規制もなく人々が広域的に行き交い、県外ナンバーの車も多数見えて久しぶりに活気が戻ってきた感じがしています。

 昨日は一日中好天でした。久しぶりに夕方夕日が借景の本尊山を赤く染めたのを見て、単車に乗ってシーサイド公園まで夕日を見に出かけました。海岸国道もシーサイド公園の駐車場も車が多く込み合っていましたが、単車ゆえ造作もなく空き地に駐車して、これぞ日本一と自画自賛しながら沈み行く綺麗な夕日をのんびりゆっくり堪能することができました。

 ハーモニカをポケットに入れて持って行ったため、童謡の小道の歌詞石板の前で、下手糞ながらおくめもなく吹いていると、数人の人が集まり、小さな拍手を送ってくれました。「どこから来ましたか?」「新潟です」「それは遠いところをご苦労様です」「新潟も夕日が綺麗な所ですが、ここの夕日も綺麗でいい思い出ができました」などなど、見ず知らずの人に双海町の夕日の魅力を思う存分意の向くままにレクチャーして喜ばれました。

わが家から見える夕日

 帰宅すると、わが家の煙会所の窓越しに綺麗な夕日が見えました。自宅に居ながらにしてこんな綺麗な夕日が見えるのですから贅沢です。これから4か月ほどはルンルンです。

「目の前の 借景本尊 山赤く 夕日照らされ 夕日見たいと」
「車庫入れの バイクを出して 夕日見に 風切り公園 一目散に」
「久方に 綺麗な夕日 眺めたり ハーモニカ吹き 一人楽しむ」
「水知らぬ 人と夕日を 仲立ちに 立ち話する 楽しからずや」

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人間牧場

〇お魚が届く
 ゴールデンウィーク中は、漁師さんも市場が休みなので出漁することのなく、のんびり過ごしているだろうと思いきや、あちこちに配るお魚を獲りに出かけたらしく、わが家もそのあちこちのリストに入っていたようで、沢山の魚が届きました。 昨日は北海道佐呂間町の井田さんからも沢山のホタテ稚貝が送られてきて、あちらこちらにお裾分けするため、夕方まで配って回り終え帰宅したのは、夕方8時過ぎとなっていました。

漁師さんが届けてくれた新鮮なお魚

 帰宅すると、昨日は在宅だった息子がその魚を受け取って、氷を沢山入れて裏の調理場へ保管してくれていたので、今朝は少し早く起きて妻の割烹着を着て、出刃包丁を研ぎ魚の粗調理に挑みました。魚は鯛1匹、ハマチ1匹、スズキ1匹、ホウボウ1匹と少ないものの、すべてかなり大きな魚だったので、かなり時間がかかりました。特に大鯛とスズキは鱗が大きく、鱗引きで丁寧に鱗を取りました。

 3枚におろし、身は刺身用に、アラやヒハラ、お頭は煮つけ用にそれぞれ子切りしましたが、特に鯛のお頭は骨が硬くて半分に割ることができず、出刃包丁の背を金槌で叩く荒調理でした。朝食を食べるのも忘れて調理をし続けました。内臓や鰓、尻尾などの残飯を片付け、いつも農産物をいただく友人宅にお裾分けをして喜ばれました。今夜は妻が、これらの魚で刺身をしたり煮つけにして、食卓に出してくれるようで、夕食が楽しみです。

「連休で 漁師さんたち 休漁と 思っていたが 魚届いて」
「今朝早く 割烹着付け 粗調理 裏の流しで 悪戦苦闘」
「朝食も 忘れ黙々 粗調理 鯛にハマチに スズキにホウボウ
「今晩は 刺身に煮つけ 食卓に 豪華な料理 今から楽しみ」

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人間牧場

〇日本ラン・キンリョウヘン
 私は「自分で採集した蜂蜜を食べたい」と思い、とりあえず見様見真似で蜜蜂の巣箱を作り家の裏に置いてみました。ところがいくら待っても蜜蜂は巣箱に入ってくれませんでした。そのうち蜜蜂を飼ってる旧野村町の井上さんという方に、地域づくり人養成講座で出会い、懇願して師匠になってもらいました。

 その後蜜蜂の巣箱の前に日本ラン・キンリョウヘンを置けば、ランの花から出るフェロモンの香りにつられて、蜜蜂が来るということを知り、師匠が春になるとキンリョウヘンの切り花をペットボトルに入れて持って来てくれるようになり、一気に蜜蜂が集まるようになりました。

 その時いただいたキンリョウヘンの鉢植えを株を毎年株分けして育てたお陰で、今は毎年この時期になると花を咲かせ、巣箱の前に自前で置けるほどに数を増やすことができ、冬の寒さから守って早咲きを促すため、菜園横のビニールハウス内に冬の間入れて育てていて、この時期に花が咲くようになりました。

 最近息子も養蜂に目覚め、蜜蜂の巣箱を自作していますが、最近は二人で楽しく養蜂談義や将来についていろいろ話し合うようになりました。息子は私が育てて開花したキンリョウヘンに、玉ネギ入れのネットに使う袋を被せたり、いろいろなことをしていますが、最近は目が離せない季節を迎えています。

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人間牧場

〇港の見える丘クヌギ林の下刈り作業
 ゴールデンウイークが始まりました。息子や孫、それに妻たちは久しぶりの大型連休を楽しみにしていますが、サンデー毎日の私には新型コロナの高止まりで不要不急の外出を避けるため、行く当てもなくのんびりしたいことをしながら過ごそうと思っています。


草刈りの終わった港の見える丘のクヌギ林


大きく育ったクヌギの苗木

 したいことの一つは、港の見える丘にクヌギの苗木を植えて林を作るプロジェクトを3年前から始めていますが、この時期は植えたクヌギの苗が隠れるほど下草が伸びているので、息子の協力を仰ぎ草刈り作業を思いつきました。息子も予定していたようで、昨年買い求めた息子用の草刈り機と私専用の草刈り機を軽四トラックに積んで港の見える丘へ出かけました。

 昨日は前日の風雨は収まっていましたが、この時期としては珍しいかなり強い北東の風が吹いて肌寒く、草刈りには汗もそれ程かかず絶好のコンデションでした。二人で午前中草刈り機をブンブン回し、息子は夕方から所属している建築士会の会合があるらしく、お昼過ぎに粗方の作業を終えました。

 天気を見計らってもう一日、今度は人間牧場周辺の草刈りをしなければなりません。昨年のゴールデンウイーク中は左足の外反母趾手術で入院し、病院で紋々の日々を過ごしていましたが、今年はその左足も作業用地下足袋を履けるまでに回復して一安心です。

「ゴールデン ウイーク中は コロナにて 不要不急の 外出自粛」
「強力な 息子助っ人 下刈りに 港の見える丘 草刈り作業」
「二人だと 一人の三倍 はかどって 半日ほどで すっかり綺麗」

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人間牧場

〇私は野菜育て・息子は花育て
 ふと気がつくと、新型コロナの感染が拡大し始めた3年前から、私の日常が一変しています。17年前に役場を退職してから、愛媛大学の非常勤講師や客員教授、聖カタリナ大学の講師などを務め、年間60時間の授業をこなしながら、県内はもとより県外まで講演などに足を延ばして、忙しく動き続けていましたが、それらからも殆ど退き、今はあれこれとボランティア活動をしながら晴耕雨読を加えた日々を暮らしています。

 今は、「あなたの本業は何?」と聞かれたら、「本業ボランティア、その他時々百姓」と言ってもおかしくないような「無色・無職・サンデー毎日」のような日々を過ごしています。春のこの季節は「ボランティア」も「時々百姓」も何かと忙しく、「何でそんなに忙しいの?」と妻に言われる度に、「教育=今日行く所がある」、「教養=今日用がある」などと駄洒落を連発しながらやっています。

車庫屋上で一斉芽吹いたヒマワリの苗箱

 私が菜園で野菜を育てている傍で、息子は朝顔やヒマワリ、ホウズキなどの花を育てています。私は「家族が食べる健康の源である野菜を育てている」のに、息子は「みんなのために花を育てている」と、お互い他愛のない誇りを口にしながら、時折助け合ってやっています。息子の花の苗育てもどうやら佳境に入っているようで、車庫の屋上には30箱もの苗箱にヒマワリの種が蒔かれ、それらが一斉に芽吹いて順調に育っているようです。2週間後には中山の十彩会のひまわり畑に持って行って移植するそうです。

「いつの間に 無色・無職の 人間に サンデー毎日 毎日楽しく」
「教育と 教養ありて 幸せと 駄洒落言いつつ 忙しそうに」
「親・野菜 息子は・花と それぞれに 違う役割 誇りを持って」
「共通は どちらも人の 役に立つ 助け合いつつ 他愛もなしに」

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人間牧場

○タブレット使用テスト

タブレット使用テストをしています。

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人間牧場

○タブレットの修復テスト

いつもお願いしている娘婿に、タブレットの修復作業をお願いしました。今日自宅にお邪魔して受け取りましたが、タブレット内蔵のカメラで撮影した画像のバップアップ機能はまだ働いていないようで、パソコンとの連携がうまくできなく、まだ少し時間がかかるようですが、とりあえずタブレットでの書き込みはできるようになりました。

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人間牧場

〇NHKBSプレミアム「ニッポンぶらり鉄道旅」の放映
 先日NHKから電話が入り、かつて私が出演した「ニッポンぶらり鉄道旅」という番組を、BSプレミアムで3回にわたり放映するので、了承して欲しいとのことでした。一も二もなく了承し私の予定表に書き込みました。第1回目は4月27日19時30分とのことでしたが、私はこの日あいにく講演に出かけていて、観ることができませんでした。

 ところが自宅に帰ってパソコンを開くと、メールにて何人かの人から「観ました」とか、「久しぶりに懐かしい顔に出会いました」とか、書き込みがありありました。高知県馬路村の木下さんは「再放送かな?。4月27日(水)19時30分BSプレミアムでやっています。若い、若い、若松さん」と書き込んで録画映像を送ってくれました。 友人の山首さんは「まちづくりは金ではなく、住民が誇りに思うこと、まさにそーや。やっぱり若松さん、まちづくりのレジェンドや」と持ち上げ感想を送ってくれました。

 また今治の山本さんは下灘駅のプラットホームで案内人の芸人深沢さんと夕日を見ながらハーモニカを吹く私の画像に添えて「昨日のテレビのハーモニカ演奏です、まだまだ頑張ってください」。さらに八幡浜のAkiko Watanabeさんからは、「こんばんは、今日BSプレミアムぶらり鉄道旅(再)出演されているのを観てます。緒方さんにも電話で知らせました。」と、まあ沢山のコメントやら画像が届きました。

 この番組は2019年5月9日に放送されたものですが、新型コロナの影響で番組制作が制限されたためでしょうか?、もう何度もプレミアムで放映され、その度に全国の知人友人から、嬉しくも気恥ずかしいご連絡が届くのです。今回もあと2回放映されるようです。皆さんありがとうございました。

「NHK BSプレミアムにて 再放送 あいにく私 講演にて観ず」
「観ましたよ 只今観てます あれやこれ 画像映像 織り交ぜながら」
「嬉しいね 風の便りを 見る度に 懐かしき人 思い出しつつ」
「今回も 3度に渡り 再放送 一回くらいは 観たいものだな」

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人間牧場

〇大風の落とし物
一昨日から大雨を伴った、こちらの地方では「やまぜ」と呼ぶかなり激しい南風が吹きました。春一番が吹かなかった珍しい春もようやく終わり、間もなく初夏の季節を迎えますが、季節の変わり目を告げる大風大雨は、少雨で水不足が心配されていたので、ある意味恵みの雨となりました。庭のこまごまが吹き飛んでしまった大風だけは、余計な風だったようですが、幸い植えて間もない野菜類には被害がなくホッとしています。

 そんな大風でも大雨でも、基本的には長靴を履き傘を差してウォーキングに出かけますが、昨日の朝県道路上に何やら見たこともない、小さな緑色のカードのような札が落ちていました。「STNet 支線」と書かれていましたが、はてこんなカードがどこから飛んで来たのだろうと、辺りを見回しましたが、どうやら近くの電柱に貼り付けられていたもののようでした。電力会社に連絡したり警察に届けるほどのものでもないようなので、調べるためいったん持ち帰り、車のタイヤで何度かひかれた痕跡のあるカードを綺麗に洗って土埃を取りました。

 今は便利な世の中で、インターネットで「STNet」をインプットすると、インターネットの光回線を示していて、その名前の会社は四国電力が100%出資して設立した会社の名前のようで、各々の家に引き込んだ支線を示すカードのようでした。インターネットに疎い私ゆえ、最初は「宇宙人からのメッセージ?」かとも思いましたが、お陰様で少しネットに関する勉強ができました。

「春一番 吹かずに季節 過ぎて行く しっぺ返しの 大風大雨」
「長靴を 履いて傘差し ウォーキング 道の真ん中 緑のカード」
「横文字で STNetと 書いている 宇宙人からの メッセージかも」
「ネットにて 調べてやっと 納得し ごみ箱捨てるか それとも保存?」 

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