人間牧場

〇妻の運転免許証更新に付き合いました
 私より一つ年下の妻は今年の誕生日が車の免許の書き換えです。さすがにこの歳になると世の中で言う「免許証返納」の話題がちらつきますが、公共交通機関の発達していない田舎では、車の免許がないと暮らしが立ちいかなくなるような不安がよぎり、中々踏ん切りがつきにくいものです。

 息子や娘からは「もうそろそろ」と暗黙で「危ないから車に乗らないように」という顔つきで見られています。私の友人が内子町の山奥に住んでいます。ご主人が免許を持っているので経済的の安全的にも車を手放す方がいいと奥さんは免許証を返納しました。

 ところが間もなくご主人が脳梗塞で倒れ、車の運転ができなくなりましご主人の病院や買い物に行くのにデマンドバスを利用していますが、山間地のため思うに任せず、今頃になって「免許証を返納すべきでなかった」と悔やんでいるようです。今日はこれまで3年間無事故無違反だったため待つこともこうしゅうもなく、直ぐに免許証を貰いニコニコ顔で出てきました。

 来年は私の更新年です。安全運転に注意して車の便利さと助けを受けながら暮らしたいと思っています。

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