〇お盆の行事
今日からわが家ではお盆です。昨日の午後息子や孫が手伝ってくれて、天袋にしまっている祭壇道具を居間に出し、組み立てました。覚えているはずなのに年に一度ゆえ、あでもないこうでもないと言いながら賑やかに組み立て、仏壇から位牌や遺影を移動し、玄関先にも精霊台を取り付けて終わりました。
今朝は庭の隅に家族全員が集まり、麻殻に火をつけ迎え火を焚きました。私の覚えている祖母、父母の在りし日の姿を思い出しながら線香をつけ、両手を合わせ家族全員が先祖の霊に祈りを捧げました。妻は朝早く起きてお霊供膳を作り、祭壇に供えています。今朝は間もなくお寺の住職さんが棚経にやってくる予定です。
今日と明日の2日間は、ご先祖様が里帰りする日です。妻はお酒の大好きだった祖父のために、お酒を買って仏壇に供えてくれ、親父の思い出話を妻と二人で沢山しました。かく言う私は77歳、妻は76歳で老域に達していて、いつかは定かではありませんが、やがて死出の旅路に出るものと思われます。家族が集まり先祖の一員になるであろう私たち夫婦の思い出話を、息子夫婦や孫たちはしてくれるでしょうか?。
「仏壇を 居間に飾って 盆行事 ご先祖様を 迎える準備」
「仏壇に 大好きだった 酒供え 父の思い出 沢山話す」
「霊供膳 妻はせっせと 早起きし 家族みんなで 迎え火を焚く」
「2日間 里帰りした ご先祖と 賑やか暮らす これもお勉め」