〇観光列車伊予灘ものがたり乗車(その3)
大洲駅を出た観光列車はノロノロ運転で肱川を左手に見ながら下ります。五郎駅で狸家族の歓迎を受けて走ると、左手に長浜の名所「赤橋」が見えてきます。
やがて伊予灘の180度の視界が社内のピカピカテーブルに広がり、真夏を思わせる入道雲、水平線、瀬戸内の島々が見えてきます。そのうち列車は鉄橋と国道378号の陸橋が並行して走る本村に差し掛かります。青春18きっぷのキャンペーンポスターで紹介された場所です。
列車は今ではすっかり有名になって観光客が沢山訪れるJR下灘駅に到着します。列車の窓からたくさんの人だかりが見えました。みんな観光列車に向かって
スマホやカメラで写真を撮っていました。
下灘駅では10分間の停車時間があり、乗客も下車して列車の前で記念写真を撮ったりトイレ休憩をしていました。
かつては日本で一番海に近い駅だった下灘駅のプラットホームから下の海を見ると、ジェットスキーに乗った若者が、歓迎のデモンストレーションをしてくれました。