人間牧場

〇へえ~知らなんだホオズキの語源
 息子に、「お父さん、ホオズキはどうしてホオズキと言うか知っとるかい?」と尋ねられました。「ホオズキの実が頬っぺたの赤いのに似ているから」と答えると、「それもあるが」と前置きし、「ホオズキの葉っぱをカメムシが好んで食べにやって来るので、そのカメムシのことを『ホホ』と言うので『ホホ付き』が訛って『ホオズキ』と言うようになった」らしいと教えてくれました。

 お盆が近づくと全国各地ではホオズキ市が開催されるため、ホオズキ=お盆を連想します。ホオズキはお盆が近づくとオレンジ色に色づきますが、お盆は先祖の霊が迎え火や提灯の火を頼りに帰って来ると言われているので、ホオズキを提灯の明かりに見立てて飾る風習があり、まさにお盆特有の花なのです。何を思ったのか息子は昨年から趣味で、ホオズキの栽培を思いつきました。

ホオズキは多年草で、一年目は実がなりません。昨年種を蒔いた苗は晩秋になると枯れますが、地下茎はしっかり生きていて、その地下茎を分割して鉢に植え替えるのです。やがて芽吹き夏の初めに白い小さな花が咲き、袋状のホオズキが育つのです。今年は120鉢ものホオズキが今のところ順調に育っていて、来週土日に試験的に交流施設町家で、ホオズキ市を開く予定のようです。息子は今から楽しみにしながらその準備に追われています。

「ホオズキの 語源は何と ホホという カメムシらしい 意外な事実」
「嘘~本当~ 息子に語源 聞きました カメムシ駆除が 中々厄介」
「お盆来る ホオズキの色 提灯に 見立てて先祖 帰って来るかも」
「世の中は 知らないことが 多過ぎる なるほど納得 試してガッテン」

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