人間牧場

〇クヌギの苗木
 クヌギの森を作ろうと、ドングリを拾って種を蒔き始めて4年が経ちました。最初は息子がカブトムシを育てて無償配布する姿を見ながら、遊び半分ダメ元でドングリを拾ってきて畑やプランターに蒔いて観察していましたが、草引きなどをすれば、直播も可能であることが分かり、この4年間毎年ドングリを種として蒔いています。

 既に最初の苗が100本ほど育ち、海の見える丘にみんなの協力で植樹を始めたり、SDGsの海・陸を守る運動も視野に活動をしていますが、昨年は2度にわたる手術や入院という思わぬハプニングで、せっかく植えたクヌギの苗木の何本かは枯れましたが、今春の寒い時期に草を刈って捕植したので、そろそろこの連休中に下刈り作業をしたいと思っています。

草の中で元気に芽吹いたクヌギの苗木
一昨年植えた苗木はすっかり大きくなりました

 昨日は大風を伴った大雨が降りました。時折薄日の差す日和だったので、菜園横の果樹園の下草を刈ったり、草に埋もれたドングリ畑の草を引きました。多分駄目だと思っていたのに、草の中でドングリはしたたかに芽を出し何とか生きていました。、一昨年植えて大きく成長している苗木は夏を思わせるような大風に若葉を揺らして嬉しそうでした。

「雑草に 埋もれた畑 草を取る ドングリしたたか 芽を出し生きてる」
「ドングリを 畑種蒔き クヌギ苗 育てる活動 何とも地道」
「蒔かぬ種 植えぬ木育つ はずがない 息子と二人 他愛ない夢」
「人笑う 程の馬鹿げた 試みを ただ黙々と ただ黙々と」

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