〇当分の間は車庫の主はツバメです
毎年この時期になると、南の国で越冬したツバメが里帰りし、私の自家用車を入れている、わが家の鉄筋コンクリートの車庫にツバメが、昨年作っていた巣を自分で補修して居候を決め込み始めました。ツバメが昨年の巣を忘れず戻ってきたことを、「幸福の使者」だと勝手に思い込んでいる妻は、私が「車が汚れて困る」と文句を言えば、「少しの間だから我慢我慢」と取り合うどころか、ツバメの見方をして、私を悪者のように言うのです。
「まあそんなに長くはないので仕方がない」と半分諦めていますが、昨日松山江行へ行く所用があって、車庫から自家用車を出し、県道まで出たところで、車の後部のフロントガラスに、白いツバメの糞がかなりべっとり強烈に付着していました。戻って洗い流す時間もないことから、恥ずかしながらそのままツバメの糞がついたまま運転しましたが、何とも後ろが気になる運転でした。
若いころまちづくりの一環として海の近くにいるカモメを餌付けできないか、やってみようという話になって、苦心の末餌付けには成功したものの、カモメが船の舳先に止まって白い糞を落とし始めました。漁師さんから、「お前らがこんなことをするから、船のミヨシは糞だらけで汚く、ウンのつきだ」と笑いながら怒られました。私はすかさず「ウンのつきではなく、運がつく」と反論して、「減らず口を叩くな」と怒られた経験がありますが、やはり「ウンのつき」なのか「運がつくのか」、中々議論が噛み合いません。車を洗うのは私の役割ですから・・・・。
「今年も 南の国から 里帰り 嬉しいけれど 糞で憤慨」
「我慢しろ 妻はツバメの 味方です 私悪者 何でこうなる」
「汚れたら 車洗うの 私です 昨日は糞つけ 知らないそぶり」
「憂鬱な 日々はいつまで 続くのか 平和の使者も 糞の爆弾」