人間牧場

〇待ちに待った蜜蜂の分蜂と巣箱入居
 「自分で採集した蜂蜜を食べたい」というささやかな思いから始めた養蜂ですが、今では自宅裏と人間牧場に10箱も巣箱を置くほどになっています。これまで私が忙しかったこともあり、ほんの片手間でお茶を濁していましたが、今年から息子が本格的な巣箱を作りに挑戦し始めたため、私の役目はキンリョウヘンの世話と、周辺のの草刈り程度となり、代替わりとなりそうです。

今年も昨年に続き蜜蜂が入居した巣箱

 私はこれまで蜂蜜の詰まった巣を総取りしていました。SDGsばりの持続可能な養蜂を目指すという、息子の理想論も納得して聞いていますが、私の10年ほどの経験では蜜蜂の冬越し飼育は難しく、上手くいくかどうか不安が先んじています。そんな中昨日の午後3時ころ、妻に頼まれてプランターの土の入れ替え作業をしていたところ、にわかに空に蜜蜂の大群が羽音を立てて飛び交い始めました。

 待ちに待った蜜蜂の分蜂です。分蜂群は先日残りの蜂蜜を採集した巣箱に集まり始め、20分ほどで巣箱の中に入居しました。どこで冬を過ごし、どこから飛んで来たのかも分からない、神秘だらけの蜜蜂の生態ですが、毎年この分蜂騒ぎに出会うと、鳥肌ならぬ蜂肌が立つほどの大喜びです。残りの巣にも斥候蜂が飛び交っていて、願わくばあと2箱くらい入居して欲しいものです。

 ビニールハウス内で冬越しさせている、蜜蜂の誘因に使う日本ラン・キンリョウヘンも花芽が揃い、いよいよ出番が近づいてきました。先日キンリョウヘンを差し上げた愛南町内海の北原さんに電話してみましたが、花芽が開いて蜜蜂が来るのが楽しみだと言っていました。数年前馬路村からもらった巣箱は今も健在です。連休を挟んでこれからは、ワクワク・ドキドキ・ジーンの楽しい日々が続きそうです。

「10年間 続けた養蜂 わが息子 理想論にて 受け継ぐ決意」
「この季節 ワクワクしつつ 分蜂の 気を窺って 過ごすドキドキ」
「羽音立て 蜜蜂分蜂 始まった 入居の瞬間 嬉しくジーン」
「あちこちの 養蜂仲間 電話にて 近況情報 交わす楽しみ」

 

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