人間牧場

〇蜜蜂の巣箱づくり
 私は10年前から遊び半分で自宅の庭や人間牧場で蜜蜂を飼っています。地域づくり人養成講座で出会ったことをきっかけに、旧野村町に住む井上登さんを師匠と決めて、色々教わりながらやっていますが、養蜂は奥が深く未だに上達もせず、現在に至っています。4~5年前から長男息子が採った蜂蜜を精製したり瓶詰めしたりして手伝ってくれていますが、この頃息子は何を思ったのか、暇を見つけて蜜蜂の巣箱を作っているようです。

 私の使っている巣箱は、高知県馬路村の知人に貰った物や見よう見真似で私が作ったものですが、息子は重箱式とでも言うべき箱のようで、インターネットを師匠にして作っていて、このほどその試作品が3つ出来上がりました。巣箱は作って設置したら直ぐに蜜蜂が入居するものではなく、作って間もない巣箱には中々蜜蜂が入らないようなので、今年出来上がった物から順次適当な場所に置いて、順調に行けば来年あたりから本格的に始めるようです。

 私はこれまで蜜蜂が入居した箱は秋に総取りしていますが、息子は重箱方式で蜜蜂の巣を一部採り残して、越冬させる算段のようです。蜜蜂の越冬は私も試しにやってみましたが、見事に失敗しました。私はこれまでに多い年には一升瓶で21本も蜂蜜を収穫した実績を持っていて、別に越冬させなくてもと思っていますが、息子はどうやらSDGsなどを頭に入れて持続可能な養蜂を目指しているようです。上手くいくかどうか、息子の想いも一理あるようなので、これからも少し支援したいと思っています。

「今年も 分蜂季節が やって来た ワクワクドキドキ 楽しみながら」
「総取りの 私のやり方 否定して 持続可能な 養蜂目指す」
「一理ある 息子の意見 それもよし 重箱巣箱 試作品でき」
「私より 研究熱心 あれやこれ インターネット お師匠さんに」

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