〇山里に生きて92年「わたしは打たれぬ釘になる」
先日広島県三次市三和町に住む坂田尚也さんから、レターパックで表題の一冊の本が届きました。坂田さんとは取り立てて何度も出会っている訳ではありませんが、坂田さんの住む中国山地の三次市などには知人友人も多く、とりわけ過疎を逆手に取る会などにまつわる集会などで度々お邪魔しており、その度に多くの複数の方々と琴線に触れる出会いを今なお重ねているのです。
先日坂田さんから「近々自分史を出すので出来上がったら送るから」と電話があり楽しみにしていましたが、「わたしは打たれぬ釘になる」というタイトルには正直驚きました。私も「出る釘は打たれるが出過ぎた釘は打たれない」を標榜して生きて来たので、早速読み始めました。平成26年に被爆者の一人としてピースボートで地球一周し、世界18ヶ国を回ったことや、過去の経歴エピソードはとても興味のある話でした。
坂田さんは今年92歳になられていて、手紙には「今年の秋に一度広島に来ていただき、お互いの無事を喜びながら、マッタケの匂いでも・・・」と書いていました。私も「昇る夕日でまちづくり」や「今やれる青春」「町に吹く風」などの自著本を出版していますが、本を出すことは容易なことではなくその苦労が偲ばれます。「秋の出会いを楽しみにしている」と筆を取ろうと思っています。
「広島の 山里に住む 友人が 本を出したと レターパックにて
送ってくれた」
「面白い 私は打たれぬ 釘になる なるほど納得 一気に読破」
「出る釘は 打たれるけれど 出過ぎれば 打たれるものか
私も同感」
「秋のころ 再会したいと 書いている マッタケ匂い 出かけてみたい」