〇蜜蜂の飛び交う頃になり始めました
このところ天気予報に「霜注意報」などが出て、朝夕は少し肌寒さを感じるものの、日中は気温がグングン上がり、農作業などをしていると汗ばむほどの陽気になりいよいよ春本番で、わが家の借景である本尊山界隈も日増しに山の緑や山桜が見え始め、1年中で一番気候の良い時期を迎えています。
菜園の名残の大根には白い花が、ブロッコリーや菜花には黄色い花が咲き、そろそろ夏野菜の植え付け時期が近付いてきたので、引き抜いて片付けようかと思っているものの、蜜蜂が何匹か飛んで来て蜜を吸っているため、もう少し様子を見ようかと思い始めました。
とうのも、家の裏に置いている養蜂用の巣箱付近で蜜蜂が出入り姿を見たのです。一つの巣箱は昨年2升ほどの採蜜をした後も蜜蜂が出入りしていましたが、流石に厳冬時期は見かけなくなり、諦めていましたが昨日巣箱をひっくり返してみると、天板に蜜の溜った巣が見つかり、蜜のありそうな場所をとりあえず鍋に採って蓋をして太陽の熱で加温しました。今日にでも専用の金網でろ過して瓶に移そうと思っています。
去年は蜂蜜が不作で僅かに1箱しか入居せず、2升しか採れなかったため、わが家の蜂蜜残量は只今ゼロなのです。今日にでも残りの巣箱に急いで蜜蝋を塗り、蜜蜂の分蜂に備えなければなりません。菜園隅のハウスに入れて冬越しさせたキンリョウヘンの花芽も膨らんで、いよいよ楽しみな蜜蜂のシーズンがやって来ました。
「借景の 本尊山も 春めいて 山桜先 新芽も伸びる」
「菜園の 野菜菜の花 咲き誇り 処分すべきか? 蜜源残すか?」
「蜜蜂が ウロチョロし始め 早速に 巣箱掃除し 蜜蝋を塗る」
「残りもの 蜂蜜鍋で 採蜜し 今日は搾って 妻プレゼント」