〇叔母の日記と私のブログ
亡くなった親父は2人兄弟の長男でした。ゆえに私には沢山の叔父や叔母がいましたが、末の叔母が私と1つだけ違う年上の78歳ですから、すでに叔父や叔母も黄泉の国へ旅だったり高齢になっています。昔の貧乏な時代のことゆえ、叔父や叔母は中学校もロクに行けず、学歴など全くない人生を過ごしてきました。
しかし、どこで学んだのか分かりませんが末娘の叔母は新聞のてかがみ欄や門という投書欄に度々載って、毎回楽しく読ませてもらっています。今朝近所に住む85歳になった叔母とウォーキング途中にばったり出会い、立ち話をました。叔母は近所で行われているラジオ体操会に入っていて、毎日毎朝欠かさず出かけていますが、「元気でボケない秘訣は体と脳を動かすことだ」と言い、とりとめもない日々の暮らしを日記に書いているのだそうです。
叔母の書いている日記はアナログなので、読むことは出来ませんが、私の書いている日記風ブログは読もうと思えば他人でも読めますが、デジタルゆえ、デジタル手段を持たない叔母は読むことができないのです。それでも私と叔母は自己満足の範囲ですが、他愛のない日々の出来事を書き綴っています。
文字を書いたり打つことは、確かに脳を刺激するようです。ましてや日々の暮らしを振り返ることによって、記録は記憶として残るのです。かく言う私も高卒程度の学歴しかないため、深堀したり広範囲な知識は望むべきもありませんが、それでも学習歴を積み重ね、人から見れば平凡ながら楽しい人生を過ごしています。年齢ではなく学歴でもない自分なりの生き方を、お互いこれからもしようと立ち話をして別れました。
「叔母2人 貧乏ゆえに 学歴も ないがしっかり 生きてる立派」
「ウォーキング 途中でばったり 立ち話 脳と体を しっかり鍛え」
「人様に 迷惑かけぬ 生き方を したいものだと お互い話す」
「学歴も お互いないが それなりに 日記やブログ これでいいのだ」