〇ふたみ公民館だより「ゆうやけ」
一昨日、人間牧場へ来る予定の人と待ち合わせ場所にしていた、下灘運動公園で待っていると、何人かのかつて若かった女性4~5人が連れ立って、私の前を通りました。最近はみんなマスクをしているので、どこの誰だかも分からず軽く会釈すると、「あら、進ちゃんじゃないの、お元気」と弾んだ声が返ってきました。
私を愛称「進ちゃん」で呼ぶのですから同年代に違いないと、私の感ピューターが動き始め、4~5人全ての名前を思い出しました。まだまだ健忘症や認知症ではない凄い記憶力です。暫くの間立ち話に花を咲かせましたが、「いつも広報などであなたのことは知ってるよ。昨日も広報に出ていた」と言われました。「はて私は最近伊予市の広報になど載っていないはずだが?」と思ったものの、「ありがとうございます」とお茶を濁しました。
別れた後記憶を辿れば、おばさんたちが言っていた「広報」とは、どうやらふたみ公民館だより「ゆうやけ」のことのようでした。市の広報は市内全域をカバーした広報ゆえ、このおばさんたちにとって最も身近な話題は、双海地区公民館が毎月発行している「ゆうやけ」のようでした。市広報には載らない双海町内の話題を館長さんや主事さんの3人で拾い集め、しっかりと情報発信しているのです。
かつては2色刷りの半カラーでしたが、予算の都合上今はモノクロながら、十分存在感を保っています。かつて私は町の広報「ふたみ」を毎月2回、10年間にわたって作り続けました。お陰様で文章を書くことが苦にならなくなりましたが、4ページの広報を取材して毎月作り、各家庭に送り続けることは容易なことではありません。公民館だより「ゆうやけ」が来るのを楽しみに待っている人がいます。これからも頑張ってください。
「あら進ちゃん 元気ですかと 会釈する マスクしていて どこの誰だか?」
「そう言えば 感ピューターが 働いて AさんBさん 馴染みの人が」
「広報に 載っていたなと 言われたが 記憶ないゆえ チンプンカンプン」
「公民館 だよりに載った わが写真 みんな読んでる 嬉しいですね」