〇ヒラタケの収穫
わが家の裏庭の隅に、ヒラタケ菌を植菌した榎丸太が数本置かれています。駄馬の榎を切った折、伊方町瀬戸大江の友人長岡伝さんから菌コマを少しただいたので、ドリルで穴を開け菌コマを打ち込んでいました。
そのことすらすっかり忘れていましたが、昨日蜜蜂の巣箱を見て回る途中、榎の丸太にヒラタケが沢山生えているのを見つけました。私たちの地方ではシイタケはよく食べますが、他のキノコ類はスーパーなどで買っては食べるものの、自家で栽培したり野山に分け入ってキノコ狩りをすることもないので、興味津々でした。
ステンレスの包丁で根元から丁寧に切り取りましたが、若嫁にもお裾分けする程の量でした。わが家では早速昨晩はヒラタケのすき焼きが食卓に並びました。マッタケなど食べたくても買えない身分なので、代用品ながらヒラタケのシャキシャキした食感を、夫婦二人で大いに楽しみましたが、抜群の味でした。
気温が15度以下に下がり始め、人間牧場のホダ場に置いているクヌギの木に植菌したシイタケも、そろそろ目覚めて生える頃です。キノコ類は体にも良い自然食品なので、今年の秋も自給人生を大いに楽しもうと思っています。
「朝晩は 少し冷え込み 裏庭の 植菌榎 ヒラタケ生える」
「マッタケは 買えない身分 ゆえなるか ヒラタケ代用 すき焼きにして」
「ヒラタケを お裾分けした 若嫁は 焼いて二杯酢 食べ方色々」
「わが家では ヒラタケまでも 自給して 田舎暮らしは 人生楽園」