人間牧場

〇ジュニアリーダー研修会(その2)

 ジュニアリーダーたちが国道沿いのフェンスに絡まったツルを取り除くボランティア活動をしている間に、私たちスタッフは車で人間牧場へ移動し、ペットボトルピザの準備を進めました。幸さんが火おこしを担当し、赤石さんと宇津さんがピザの仕込みや準備に追われました。私は駆け付けてくれた隅田さんとブルーシートを敷いたり周辺の掃除を行いました。

 その内ボランティア活動を終えた一行が出海さんの車で登って来ました。作業はペットボトルに小麦粉やマーガリン、酵母、水などを加えひたすらペットボトルを振るのです。その姿は多少滑稽にも見えましたが、みんな一生懸命振った後、懐やポケットに入れて温め、発酵を促しながら段ボールにアルミホイルを両面テープで張り付け、段ボール窯を作りました。

 トッピングする具材の玉ネギやピーマン、ウインナーを切り、発酵して丸く伸ばした生地の上にチーズやコーン、ケチャップを乗せ、針金を切って段ボールに差し込み、幸さんの起こしてくれた火をアルミホイルパックに入れて段ボールが間に入れました。20分ほどすると香ばしい匂いがウッドデッキ周辺に立ち込め、焼けた物を専用の分割ローラーで切り分け、美味しくいただきました。思ったより難しく、それでいて思ったより上手く焼け、みんな満足の手合いでした。

 食事の後は車座になって11月に行われる予定の夕焼け村の運営について、ジュニアリーダーが担当することなどの作戦会議を和気あいあいで行いました。ジュニアリーダーには高校生も3~4人集まってくれ、色々とリードしてくれるので大助かりです。子ども教室で学んだ子どもたちが、その学びをボランティアとして次のこどもっちを育てる循環型活動は、人間力を育てる貴重な体験なのです。

「会場を 移し人間 牧場で ペットボトルと 段ボール使い」

「小麦粉と 酵母と水を 混ぜ合わせ ペットボトルで ピザ生地作る」

「段ボール アルミホイルを 張り合わせ ピザ釜作る これで完璧」

「焼きたての ピザ食べ終わり 研修会 子どもこうして 成長して行く」

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