〇切り取った丸木舟の舳先船底に穴を開けました
リニュアール工事が始まったのを機に、シーサイド公園の中庭に展示していた丸木舟を残念ながら処分することが決まり、そのかけらでも保存したいと思い、工事関係者の協力を得て丸木舟の舳先をチェンソーで切り取り、とりあえずわが家へ持ち帰りました。
その後海の資料館海舟館に展示するため、色々考えた挙句さらに約50㎝短くし、とりあえず孫たち2人の協力を得て、コロを敷いて約10mほど先の東屋まで移動して仮置きしました。朝な夕なその様子を見ながら、どこへどのように展示するか発想を巡らせています。
一人ではとても動かせない重さゆえ、海舟館の板座が持つかどうかも心配で、床下に潜り込んで柄を立てなければならないかも知れないと思っていますが、とりあえず重量を少しでも軽くする方法を考えなければならず、丸木舟の底板をくり抜くことを思いつきました。
早速寸法を測って墨を入れ、粗治療ながらチェンソーでくり抜くことにしました。丸木舟の材質はアラスカ産のモミの木なので比較的軽いと思いきや、これが中々の作業で、かなり時間を取られましたが何とか穴が開き、見た目もそんなに違和感がないことが分かりました。
もう少し重量を落とせばいいのでさらに努力を重ねねばなりません。急がず失敗しないよう考えを巡らせ、室内展示に耐えれるようにしたいと思っています。出来れば年内には展示に漕ぎつけたいものです。
「シーサイド 公園展示の 丸木舟 舳先を切って 持ち帰り置く」
「この舳先 さすがに重く 海舟館 展示するのは かなり難点」
「今やれる 青春追った 丸木舟 何としてでも 遺して展示」
「船底に 穴を開けると 軽くなる 馬鹿げたことを 昨日半日」