人間牧場

〇今年は芙蓉とヒマワリの夏でした

 私は顔に似合わず花が大好きで、公民館やまちづくりの仕事を通して、今ではすっかり有名になった双海町の桜、菜の花、水仙、酔芙蓉、アジサイ、ツツジなどの花々を町内各地に植えてきました。個人的には夏の時期グリーンカーテンとして毎年朝顔を植えたりして育てていますが、正直なところ花は水遣りや除草などの世話が大変で、失敗ばかり繰り返しています。

 昨年の晩秋近所の人から珍しい真っ赤な花の芙蓉の剪定枝をいただき、挿し木したところ20本ほど活着し見事な深紅の花を連日のように咲かせ、家族の目を楽しませてくれていますが、ここに来て連日の35度を超す折からの猛暑で、鉢植えにしている10鉢ほどの水遣りが、多少遅れ気味になっています。

 今年は今まで経験したことがないほどひまわりに縁の深い夏でした。息子が中山の十彩会の皆さんと育てた、ヒマワリ畑で開かれたイベントに妻と二人で出かけたり、余った苗の処分に困りわが家の家庭菜園に植えて育てたりしました。今はひまわりのシーズンも終わり、息子はひまわりの種を収穫して、天日干しに余念がないようです。

天日乾燥中のヒマワリの種

 私も家庭菜園の夏野菜がそろそろ終わりに近づいたので、ひまわりを抜いて雑草を取り除いて中耕し、そろそろ秋植え野菜の準備をしなければなりません。息子は自家菜園で首をうなだれているヒマワリの花を間もなく切り取り種を取って、天日乾燥する作業をやるようですが、ひまわり油か食用にはできないものかと、また馬鹿げた夢を追いかけようとしています。

「今年は 赤い芙蓉と 黄ひまわり 身近に咲いて 夏を彩る」

「シーズンを 終えたヒマワリ うなだれて 切り取りサイン 出してるようだ」

「暑い夏 太陽向って 咲く花に 元気貰って 乗り切れそうだ」

「食用と 油を搾る 妙案に 夢の風呂敷 またまた広げ」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇ペルセウス流星群

 お盆休みの13~15日の3日間、松山に住む中学一年生の外孫尚樹がわが家へ泊りにやって来ました。わが家には中学一年生の内孫希心と小学五年生の奏心がいて、歳も近いことからお互いが楽しみにして、3日間だけでしたがあれやこれやと楽しそうに遊んでいました。

 13日には両親に連れられて潮風ふれあい公園へ、ペルセウス流星群を見に出かけたようで、帰るなり「流れ星を20個以上も見つけた。とても綺麗だった。」と少し興奮気味に話してくれました。双海町は田舎ゆえ、特に小高い山の上にある潮風ふれあい公園は人家からも少し離れていて人工的明かりも少ないため、内外から多くの人が訪れていたようでした。孫たちもいい思い出になったようでした。

 今朝の愛媛新聞朝刊門欄の隅に「単眼複眼」というコーナーがあり、松山市の八木啓一さんが、ペルセウス流星群を見に来られたことが載っていました。「伊予市双海町へ、涼とペルセウス流星群を求めて訪れました。時折ピカッと光る流れ星は鮮烈で心和みます。宇宙のチリとは思えません。瀬戸内の穏やかな景色とのマッチングに感動です。(13日撮影)」と書かれていました。

「流れ星 子どもの頃に 願い事 しながら見てた 思い出かすかに」

「夏休み 内孫外孫 連れ立って 潮風公園 星の観察」

「ペルセウス 流星群と いうそうな 20個見たと 孫たち興奮」

「新聞に 投稿記事を 見つけたり 夜の写真は 中々難し」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇シーサイド公園のリニュアール工事

 25年前色々な想いを込めて作ったシーサイド公園ですが、今はリニュアール工事の真っ最中で、工事用の高い塀があるため中でどんな工事が行われているのかは見ることができませんが、やはり気になるところです。

 先日水道屋さんの友人が、たまたま小学校の屋上から撮ったというシーサイド公園の写真をfacebookで見つけました。史談会のメンバーとして活動していて、町の変化を画像で残すことに興味を持っているゆえ、写真データーを使わせてくださいとメールで頼んで手に入れました。ビフォーとアフターではありませんが、本体を残して殆ど新地になろうとしているシーサイド公園の姿は印象的でした。

 夕日のミュージアムの屋上に造っていたストンヘンジの模型も跡かともなく撤去され、また夕日の物語が一つ消えた感じがして寂しい思いになりましたが、私が設立した第3セクターも指定管理者から外れるようで、今年は私の人生においても心情的に大きな節目となりそうです。

「25年 あっという間に 過ぎ去った シーサイド公園 大きな変革」

「どうなるの? 時々人に 聞かれるが 答えられない おもどかしさあり」

「工事用 塀に囲まれ 中様子 見ることできず 気になりながら」

「また一つ 夕日夕焼け 物語 姿を消して 寂しかりけり」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇間もなく見納めわが家から見える夕日

 夕日のメッカであるふたみシーサイド公園がリニュアール工事のため来年の夏まで閉鎖となっているため、夕日百選に選ばれている自慢の夕日を見ることが難しくなっています。西駐車場から海岸に回れば見えるのですが、駐車場も資材置き場となっているため中々入りづらいようです。

一昨日の夕日夕やけ
昨日の夕日夕やけ

 夏の間期間限定のようにわが家から見えている夕日も、立秋やお盆を過ぎると随分西寄りに沈むようになり、そろそろ見納めのようなので、連日の好天に助けられ、夕方夕日が沈む頃になると何はさておいてタブレットを持って裏庭の高台に上がり、一人しみじみ夕日を見つめています。

 私のパソコンには、デジカメやパソコンで撮った夕日夕焼けの写真がやたらと内蔵されていて、その気になれば一年中の夕日の写真を見ることが出来ますが、春夏秋冬の季節の移ろいや、また心の機微の変化などを背景に、それぞれ趣も違っていて、時々それらをPC画面に映し出し一人楽しんで見ています。

「立秋や お盆が過ぎて 太陽も 随分西に 傾き沈む」

「シーサイド リニュアール工事 立ち入れず 夕日夕やけ 見ることできず」

「パソコンに ストックしている 写真見て 夕日夕やけ 思い出浸る」

「わが家から 間もなく夕日 夕焼けが 見れなくなって 少し寂しく」 

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇イカダの解体作業

 昨日の夕方、先日海に浮かばせて孫たちが楽しみながら大いに遊んだ、イカダの解体作業を孫2人と私で行いました。折角プロジェクト事業と銘打って設計図を画き山へ竹を切りに出かけるなど、一生懸命作った思い入れの多いイカダなので、孫たちは来年までとって置きたいと主張しましたが、一年間保存する場所もなく私の意見を通す形での解体と相なりました。

役目を終えて海から持ち帰り庭の隅に置かれたイカダ
イカダの解体作業をする2人の孫たち

 形が崩れないようビニール紐や針金でしっかりと固定した部分をカッターナイフやペンチで外しましたが、作る時間の長かったことに比べれば、形あるものを壊すのに時間はかからず、あっという間に解体が終わり、それぞれの部材はそれぞれの置き場に、そして使った道具も元の場所に戻し一件落着となりました。板類は再利用しますが、竹類は暇を見て焼却処分する予定です。

 私は常々活動には、①始める活動、②続ける活動、③高める活動、④止める活動があると言っていますが、イカダは新型コロナウイルスの影響で、長期休校になって学校が休みとなった孫たちが考えたプロジェクト事業の一つで、始める活動から止める活動まで僅か3ヶ月の寿命でした。それでも濃密な経験や思い出を心と体にしっかりと残すことができました。

「役割を 終えたイカダが 庭の隅 少し寂しく 置かれていました」

「役割を 終えたイカダを 処分する ペンととカッター いとも簡単」

「さあ次は 孫たちどんな 夢描く 育爺私 親に変わって」

「始めるは 大事だけれど 止め方も もっと大事だ これが教育」

 

 

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇お盆の家族食事会

 わが家には4人の子どもがいます。それぞれ独立して生計を立てていますが、幸せなことに4人とも県内の1時間圏内に住んでいて、これもささやかながら幸せなことかも知れませんが、長男夫婦と孫2人が同居し、同じ屋根の下で暮らしているのです。

冠をつけてご満悦の孫娘花菜ちゃん
私にも冠をつけろと言われ大爆笑でした
孫たちも大きくなりました

 若嫁の実家は松前町ですが、お父さんが亡くなる以前から実家の経営する喫茶店に勤めていて、お父さんが亡くなってからは自家焙煎のコーヒー豆を煎るのはもっぱら若嫁の仕事のようで、仕事柄休みは日曜のみのため何かにつけて不自由を囲っているようです。

 そんなこともあって、わが家にみんなが集まるお盆くらいは外食をさせてやりたいと、手指消毒やマスクを徹底して近場のお店へ食事に出かけました。4人の孫は集まりましたが高校3年生の孫は学校があって来れませんでした。

 食事会の主役は何といっても3歳になったばかりの孫娘です。久しぶりに出会ったため、お店で貰った冠が気に入って、大いにはしゃぎまくっていました。小さな幸せでした。

「幸せは 小さなことの 積み重ね 家族集まり ささやか食事」

「同居ゆえ 何かと気遣い あるだろう 若嫁慰労 そんなつもりで」

「孫娘 主役となって 大はしゃぎ 貰った冠 につけろと」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇孫たちと夏花火を楽しむ

 今年は新型コロナウイルスの影響で、夏祭りや花火大会などがことごとく中止になり、夏休みも授業の遅れを取り戻すため短く、子どもたちにとっては寂しい夏のようです。そんな寂しさを紛らわせ充実した夏にしようと色々なことを思いつき、それなりの成果を収めましたが、どこか物足りないというのも正直なところです。

孫たちと花火を楽しみました
線香花火は少年の頃の思い出です

 そんなモヤモヤを吹き飛ばせてやりたいと、何を思ったのか妻はスーパーへ買い物に行ったついでにホームセンターへ立ち寄り、孫たちのために花火を沢山買って帰りました。都会では家の庭が狭い上、人家が建て込んでいるので花火などできないようですが、幸いわが家は田舎ゆえあり余るほど広い660坪の敷地だし、隣も少し離れているので、松山に住む外孫が泊まりに来ていることもあって、一昨日は家族で小さな花火大会となりました。

 暗闇に白い煙を出しながら光る花火は何とも言えない郷愁があります。孫たちは次々と花火に火をつけてもらい、その度に「綺麗綺麗」と歓声を上げていました。私たちが子どもの頃は安物の線香花火だけで、あっという間に終わりました。最近の花火はバラエティに富んでいて、十分楽しむことができました。

「コロナ禍で モヤモヤしている 日々暮らし 吹き飛ばそうと 家族で花火」

「今年は 夏の花火も 中止です せめてわが家の 庭で花火を」

「子ども頃 線香花火に 火をつけて 松や柳が 出るのを待って」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇イカダで体験航海(その2)

 昨日のシーサイド公園は35度超す猛暑で素足で歩くと痛いほどでしたが、公園はリニュアール工事中で閉鎖となっているため、ビーチは散閑としていました。砂浜に降ろした手作りのイカダにとりあえず孫2人を乗せ、ゆっくりと海に浮かばせました。私も短パンとビーチサンダル姿で脛まで水に浸かり確かめましたが、イカダの浮き具合は中々上出来でした。

進水したイカダで遊ぶ孫たち

 孫たちは歓声を上げながら代わる代わる試乗し、オールで漕いだり泳いだりして楽しそうでした。年下の孫奏心(5年生)は2日前家族で早朝サイクリングで下灘まで出かけた折兄希心の自転車に接触して転倒し、脛を怪我しているので、恐る恐るの試乗でしたが、海水が傷に染みるようで、早々と引き上げました。

 中学1年生の孫希心と尚樹は、イカダをわざと転覆させたり、一緒に軽四トラックの荷台に積んで持って行ったカメの浮き輪とビーチボールを使って、海水浴を楽しんでいました。泳ぎに来ていた見知らぬ子どもたちも珍しそうにイカダの周りに集まり見学していました。

「夏の海 作ったイカダ 浮かばせて 3人の孫 大いに楽しむ」

「短パンと ビーチサンダル 海に入る 孫3人の フォロー徹する」

「夏休み 今年はコロナで 短くて 海で泳げず 悶々の日々」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇国道の下の小川?

 昨日散髪屋へ行った帰り道、高野川と小網に中間点にある「海アフロPOST」の前を通りかかると、デカムラさんの姿が見えたので立ち寄りました。店内に入ると店内は相変わらずの煩雑さで、足を踏み込む場所もないほど、お宝(本当はガラクタと表現したいのですがデカムラさんの名誉もあるので・・・)が散らかっていました。

三輪車に乗った私
国道の下の水路トンネル
トンネルを抜けるとそこは瀬戸内海伊予灘でした

 店の中に入ると目についたのは昔懐かしいハンドルタイプの三輪トラックでした。「乗って運転して見ませんか?」と誘われましたが、あいにく来客との待ち合わせがあるので、運転席に乗った姿を写真に撮ってくれました。(この写真がデカムラさんのfacebookにアップされていました)私がいつも気になっていたのは海アフロの横の小川の存在です。

 小川は国道378号下のトンネルを通って海に流れているはずですが、どのようなトンネルなのか一度見たいと思っていました。早速夏草の茂みをかき分け、デカムラさんと二人で小川まで下り、背丈以上もある高くて広くて長い涼しげなトンネルを歩きました。トンネルの向こうに見える海の景色は超一流で、国道をくぐって海側に出ると川から流れ出た土砂が堆積し、まるでプライベートビーチのようでした。

 遊び心をかき立てるような雰囲気に大興奮しました。今度は仲間を連れて小川の上流も探検し、遊びに生かせる資源の価値を確認したいと思いました。未利用資源とでもいうべきこの小川やトンネル、海や遠景など、まさに小網地区にあった(今は国道通過時埋められて入れないようになっている)「通り穴」を彷彿するものです。また新しい想いの虫が体内を動き始めました。

「海アフロ 店主の姿 見えたので 急遽立寄り 立ち話する」

「三輪車 前回なかった 珍品に 乗せてもらって 写真一枚」

「国道の 下の小川は どうなって いるのか気になり 夏草分けて」

「わあ~凄い トンネルの中 静寂で まるで昔の 通り穴のよう」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇真っ二つに割った発泡スチロール浮

 今年は新型コロナウイルスの影響で、学校の夏休みが普通の年より10日ほど短くなったようで、8月1日から始まった孫たちの夏休み、もあっという間に早くも半分が終わりました。孫奏心は朝午前6時30分からわが家の庭を会場にしているラジオ体操に参加し、いつもの年より多く出ている宿題を一生懸命やっています。今年中学生となった孫希心は入部したサッカーの練習に殆ど毎日出かけ、コロナ太り気味だった体も、日焼けして引き締まり精かんな顔つき中学生に変わってきました。

中から桃太郎が出てきそうな発泡スチロール浮割り

 新型コロナで長期休校中始めた孫2人と私が始めた5つのプロジェクトも、いよいよイカダ作りで終わる予定ですが、イカダ本体の下にイカダを浮かばせるため、発泡スチロール浮を友人から1個貰って来ましたが、その表面を包んでいるビニールを剥がし、少し長めの鋸で2つに割る作業をしました。これがかなり時間がかかり 孫奏心と二人で大汗をかきながらの作業となりました。何とか2つに割れましたが、さてこれからどのようにして取り付けるか、思案の最中です。

 木陰となっている東屋に既に出来上がっているイカダ本体を置いていますが、発泡スチロールを取り付けると運び出せないので、今日にでも中庭まで運び出し、半分に割った発泡スチロール浮を薄いビニールシートで包み、取り付けたいと思っています。あいにく首謀者である孫奏心は自転車で転倒し、脛に軽いけがをしているので手伝うことが出来ず、中学1年生の兄孫希心の力を借りて今日にでも中庭に運び出し、フロートを取り付けたいと思っています。お盆休みを利用して松山に住む孫2人もやって来て、進水式や体験航海をする予定で、みんな楽しみにしています。

「コロナ禍を 逆手に取った プロジェクト いよいよ最終 イカダの仕上げ」

「スチロール 浮き輪を2つに 割る作業 これが中々 難儀しました」

「盆休み までにはイカダ 完成を させてやりたい はやる気持ちで」

「進水と 体験航海 間近です 孫たちワクワク ドキドキしてる」

 

[ この記事をシェアする ]