人間牧場

〇真っ赤な収穫物

「真っ赤に燃えた~太陽だから~」と、若い頃口ずさんだ「恋の季節」を思い出すような、連日の暑さです。そんな中畑に出て真っ赤な作物を2つ収穫しました。一つはトマトです。トマトは雨に弱く、今年のような梅雨の長雨が続くと、腐敗防止の農薬を使わないわが家では、折角なった実が腐ってしまうのです。今年も仕方がないことと諦めていましたが、ところが何と何とこのところのカラカラ天気で作柄が回復し、トマトの収穫が出来るようになったのです。

真っ赤に熟れた完熟の無農薬トマト
今年も豊作の真っ赤な唐辛子

 間もなく夏野菜はその役割を終えて秋植えの冬野菜にバトンタッチしますが、水をかけなかったトマトは砂漠化した畑に順応し、甘いトマトとして生き残り、毎朝妻の作ってくれるトマトのスムージーは私たち夫婦の夏バテ防止に大いに役に立っています。赤と言えばもう一つ思い出すのは唐辛子です。毎年畑の隅へ言い訳程度の5本ほど植えていますが、真っ赤に熟れたので昨日摘み取りました。収穫した唐辛子は丹念に茎を短く切って、今日から天日乾燥を始めます。

 天日乾燥が終わればナイロンの袋に入れて冷蔵庫の奥にしまいます。わが家では南蛮漬けや野菜の浅漬けなど、何かにつけて唐辛子を使った料理をしますが、細かく輪切りにした唐辛子は見た目にも鮮やかで食欲をそそります。今年も沢山収穫することができたので、半分ほどは知人友人にお裾分けしてあげる予定です。真っ赤なトマトも深紅の唐辛子も暑さを連想させてくれますが、これからも続く残暑をコロナや熱中症に負けず、家族で元気に乗り切ろうと思っています。

「猛暑日が 続いて毎日 フーフーと 汗だく過ごす 残暑の中を」

「ここに来て トマトが元気 回復し 連日収穫 味を楽しむ」

「唐辛子 真っ赤に熟れて ハサミ摘む これから数日 天日乾燥」

「何につけ 料理に使う 唐辛子 わが家の定番 味は格別」

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