〇今年は芙蓉とヒマワリの夏でした
私は顔に似合わず花が大好きで、公民館やまちづくりの仕事を通して、今ではすっかり有名になった双海町の桜、菜の花、水仙、酔芙蓉、アジサイ、ツツジなどの花々を町内各地に植えてきました。個人的には夏の時期グリーンカーテンとして毎年朝顔を植えたりして育てていますが、正直なところ花は水遣りや除草などの世話が大変で、失敗ばかり繰り返しています。
昨年の晩秋近所の人から珍しい真っ赤な花の芙蓉の剪定枝をいただき、挿し木したところ20本ほど活着し見事な深紅の花を連日のように咲かせ、家族の目を楽しませてくれていますが、ここに来て連日の35度を超す折からの猛暑で、鉢植えにしている10鉢ほどの水遣りが、多少遅れ気味になっています。
今年は今まで経験したことがないほどひまわりに縁の深い夏でした。息子が中山の十彩会の皆さんと育てた、ヒマワリ畑で開かれたイベントに妻と二人で出かけたり、余った苗の処分に困りわが家の家庭菜園に植えて育てたりしました。今はひまわりのシーズンも終わり、息子はひまわりの種を収穫して、天日干しに余念がないようです。
私も家庭菜園の夏野菜がそろそろ終わりに近づいたので、ひまわりを抜いて雑草を取り除いて中耕し、そろそろ秋植え野菜の準備をしなければなりません。息子は自家菜園で首をうなだれているヒマワリの花を間もなく切り取り種を取って、天日乾燥する作業をやるようですが、ひまわり油か食用にはできないものかと、また馬鹿げた夢を追いかけようとしています。
「今年は 赤い芙蓉と 黄ひまわり 身近に咲いて 夏を彩る」
「シーズンを 終えたヒマワリ うなだれて 切り取りサイン 出してるようだ」
「暑い夏 太陽向って 咲く花に 元気貰って 乗り切れそうだ」
「食用と 油を搾る 妙案に 夢の風呂敷 またまた広げ」