〇地域教育実践南予ブロック交流集会
先週の土曜日、愛媛県歴史文化博物館で開かれた、地域教育実践南予ブロック交流集会に、年輪塾小番頭の松本さんと一緒に出かけました。松本さんも私も交流集会の実行委員なので、暇を見つけ足繁く参加していますが、博物館までの往復道中は、まちづくりや町内の出来事について、お互いの意見をすり合わせるまたとない機会なので、車内ながら2人で大いに語り合いました。
今年は12月に大洲で交流集会を開きましたが、2月4日南予で、2月5日に東予で、そして2月18日に中予で、それぞれブロック集会が持たれるので、松本さんも私も何かと大忙しです。この日は南予ブロックと言いながら、開会あいさつを全体実行委員長の私がすることになっていて、その日の愛媛新聞朝刊10面地方版の「伊予弁」に載った市川和人さんの記事を読みながら、雑談めいたあいさつとなりました。
オープニングは奥伊予太鼓保存会の賑やかな演奏でした。園児から高齢者まで総勢37人の太鼓集団の活動は、文化的価値も非常に高く、見応えがあり大いに盛り上げてくれました。その後4つの分散会が行なわれ、全体会インタビューダイアローグ「地域づくりへの思いを語る」は、浅野長武さんがインタビュアーとなり、高校生や大学生が日ごろの活動を通じた地域づくりについて熱く語りました。
最近感じることですが、地域に開かれた学校づくりと言いながら、小学校や中学校は学力向上を理由に少し腰が聞けていますが、高校や大学は逆に開かれ過ぎるほど地域活動をしています。この日も宇和島水産高校のフィッシュガールズや、三崎高校の三崎おこしに加え、愛媛大学の観光まちづくりについて熱く熱く語ってくれました。私たちの発想が既に古いと感じるほどの熱い意見に、胸を熱くした一日となりました。
夜の交流懇親会も昼間の参加者80人の半数以上が参加して、旧国道沿いの十石という居酒屋で行なわれ、南予の熱い思いを肌で感じることができました。私は明くる日3時半起床で鳥取へ向わなければならなかったため、午後8時過ぎに退散しましたが、松本さんは明くる日東予のブロック会にも参加してくれたようです。