〇妻の誕生会
昨日はグリーンカーテンやトマトの畑の片づけが一段落したので、家庭菜園に植えるキャベツと白菜のセル苗を買いに軽四トラックで、午後3時頃二人で出かけました。大洲では久々オズの湯という温浴施設でリフレッシュです。今年の春まで私は時々温浴施設のサウナを利用して汗を流していましたがいましたが、サウナや水風呂を余り使うと身体によくないという話を聞いたので、温泉にたっぷり浸かって汗を流す方法に切り替えました。サウナを利用しない入浴料金は350円と低価格なので、二人合わせても700円とはお得です。
実は昨日は我妻の70歳の誕生日でした。二人だけで食事をするのもどこか気恥ずかしい気もしましたが、近くの日本料理店に入り、水入らずの心ばかりの誕生会をやりました。このお店へは孫たち家族を連れて時々食事に来ている馴染みのお店なので、お寿司屋一品料理を頼んで少し贅沢な夕食となりました。このお店の背もたれに上に、「海の中に住む魚は海の姿が分らない。幸せの中に住む人は幸せの姿が分らない。日常こそが幸せの姿」と書かれていました。その通りだと妻の姿を見ながら実感した次第です。
妻と見合い結婚して、早いもので今年で45年になります。私も妻もいつの間にか70歳の大台に乗りました。ただがむしゃらに立ち止まることもなく今日を迎えましたが、そろそろ立ち止まることも必要だと思いました。特に妻は女・嫁・妻・母・主婦・仕事と、毎日毎日休む間もなく一人何役もこなさなければなりません。夫婦とは有難いもので、私の顔色や姿を見ただけでその日の元気度を見抜く眼力を持っています。3日前手袋の中にいたムカデに左手小指を噛まれ、ちょっとした騒動を引き起こしてしまいましたが、妻は仕事をさて置いて急いで帰宅し、熱心に手当てや看病をしてくれました。お蔭で大事に至らず処置を終え全快しました。昨日は妻の顔を見ながら少し楽をさせてやりたいと思った70歳の誕生日でした。
「70歳 昨日は妻の 誕生日 二人揃って 温泉楽しむ」
「二人だけ ささやかながら 誕生会 料理食べつつ 過ぎ越しことを」
「これからは 立ち止まりつつ 休みつつ 老いを楽しむ できるかどうか?」
「二十日だけ 同じ年齢 笑いつつ 会話弾みて 楽しい一日」