人間牧場

〇わが家のどんど焼きと祝い事

わが家のどんど焼き
わが家のどんど焼き

 昔は1月15日が成人の日と決められた祝日でした。最近は成人の日が第2日曜日の明くる日とあって、成人の日という感覚が余りなくなりましたが、土曜日を含めると三連休の人もいて、正月後初めて家族でゆっくり休日を楽しむ人たちも多いようです。わが家では日曜日の朝どんど焼きをしました。家のあちこちに飾っていた注連縄飾りを寄せ集め、畑の隅に持って行ってうず高く積み、火をつけるのです。異常乾燥注意報が出ていて、連日有線・無線放送で火の取り扱いに注意するよう言われているので、慎重に燃やしました。

祝い事のバイキング食事会
祝い事のバイキング食事会を楽しむ4人の孫たち

 年末に腕によりをかけて折角作った注連縄ですが、僅か10日ほどでその役目を終えました。注連縄は燃やしても二本の縄が外れることがないので、夫婦の見本とも言われています。私たち夫婦も結婚して今年で早くも44年を迎えましたが、注連縄にあやかって夫婦仲よく暮らしたいものです。今年もどんど焼きには息子夫婦や孫たちも火の回りに集まり、煙を体や頭に両手で掬うようにふりかけて無病息災を祈り、焼いたお餅を少しだけみんなで分け合って食べました。

 昨日は娘家族の6年生の長男孫に、祝い事があったとの知らせを受けていたので、娘家族3人、息子家族4人、次男家族2人に私たち夫婦2人を加え、総勢11人でお祝いをするべく、野菜料理の「ふきのとう」というレストランを予約して出かけました。店は超満員で、沢山のバイキング料理の中から幾つか選んで食べ放題で食べましたが、多分私は美味しくいただいたものの、元の取れないくらいな食欲でした。ただ孫たちは大喜びで、主食もさることながらデザートのお替りを何度もして楽しんでいました。

 何につけても祝い事は嬉しいものです。全員男の子ながら孫4人も今のところスクスク順調に育っています。誕生日は勿論のこと、入学や卒業などなど、これからも人生の節々において様々な何げない喜び事が続くものと思われますが、ささやかなそれらを楽しみの一つと思いたいものです。帰り際4人の孫が全員、「おじいちゃん、おばあちゃん、今日はありがとう」とお礼を言ってくれました。妻の財布の紐が緩むはずです。

  「注連飾り 集めて畑 隅で焼く 煙両手で 集めてご加護」

  「注連縄は 焼けてもしっかり 縄のまま これが夫婦の 見本と言われ」

  「祝い事 祝ってやろうと 孫集め バイキング店 大いに食べる」

  「じいちゃんと 言われる歳に なりました 孫の成長 楽しみながら」

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