〇同じ歳でも若く見えるのは何故?
昨日は定期健診日で朝から県立中央病院に出かけ、病院内をウロチョロしていました。田舎者の私でも病院内を歩いていると結構顔見知りの人もいて、声を掛けたり掛けられたりしました。掛け合うことばは「元気ですか」「お久しぶりです」「何処が悪いの」くらいですが、体が悪くて病院に来ているのですから、「何処が悪いの?」はないもんだと苦笑いしながら、同じような会話を繰り返すのです。
昨日突然、病院内の待合ロビーで同級生を見つけました。丁度一年前古希の祝いの同級会で元気な姿を見せていただけに、その変貌ぶりは「別人では?」と思うほどでした。付き添いの奥さんの話によるとガンらしく、手術をして一命は取りとめたようですが、今もその後遺症処置のために1週間に一度病院へ通っているようでした。ここだけの話ですが、同級生の容姿を見て、手前味噌ながら私と同級生とは思えないほど年寄りに見えました。かくいう私も自分では若いつもりでいても、他人から見ればいいおじいちゃんなのですから、人のことなど言える柄ではありません。
昨日テレビを見ていると、女優吉永小百合さんの朗読活動ぶりを紹介していました。吉永小百合さんはデビュー以来今日まで、私の大好きな清純スターですが、吉永小百合さんの年齢は多分69歳で、誕生日は3月13日だと記憶しています。つまり私とは遅生まれれの同級なのです。人は何故老いて見えたり若く見えたりするのでしょう。私を基準にすれば、吉永小百合さんの見た目の若さはダントツです。顔を売る商売なので手入れにお金をかけ、体形を保つ努力を一生懸命しているのでしょうが、そこへ行くと私などは健康保持のために毎日そこそこトレーニングはしているものの、顔や頭に化粧品等塗って手入れをしたことも殆どない無頓着さです。
一方私と同じ同級生でもガンになって手術をしたりすると、昔の姿が一変するほど歳を取って見えるのです。少なくとも昨日病院で出会った同級生が、吉永小百合さんと同年齢だとは誰も思わないはずです。同級生も吉永小百合さんも、勿論私も1年365日は等しく与えられた時間です。いつまでも若くありたいともう心も大小の差こそあれ一緒です。吉永小百合さんほどは望むべきもありませんが、せめて歳相応の若さを保ちたいものです。そのためには今やっている健康保持のためのトレーニングをしっかりやることでしょうか。さあ今朝もこれからジョギングやウォーキングに出かけてきます。外はまだ暗いようですがいつものことなので・・・・・。今日も一万歩を目指します。
「病院で 一年ぶりに 出会ったが 変貌ぶりに 驚くばかり」
「明日命 さえも分らぬ わが身にて 今を楽しく 生きて行かねば」
「名女優 聞けば生まれは 同級と いやはや驚き 俺は一体」
「それなりに 可もなく不可も ないように 歳相応と 思っていたい」