〇孫の始業式発表
年も押し迫った昨年末、小学一年生の孫希心が、3学期早々の始業式で「、冬休みの思い出」を作文発表することが決っていることを知りました。孫希心は冬休みを迎えるに当って、「毎日マラソンをする」「縄跳びを30回できるようにする」の2つを目標に掲げていました。毎日マラソンは年末年始13日間の冬休み中突風大風が吹いて危険で、仕方なく休ませた6日を除けばパーフェクトだし、苦手な縄跳びも何とか30回まで飛べるようになったのですから、これはもう誉めてやらなければなりません。
さて冬休みの思い出を400字詰め原稿用紙3枚に書くため、孫は母親と楽しかったことをメモしていたようで、始業式の前々日に書き上げ、家で何度か練習していました。練習が終わり少し自信のようなものがついたのでしょうか、私と妻に「聞いて欲しい」と風呂に入る前、暖房の効いたダイニングに座らされました。「声が小さいのでもっと大きく」とか、「もっとゆっくり」とか、駄目出しをするので、孫は少し不機嫌になったものの、何とか作文は仕上がり、何とか発表に間に合ったようでした。
始業式の前日学校へ母親が練習のために連れて行き、昨日の本番となりました。担任の先生の指導もあって、昨日は思ったよりいい出来だったと、ビデオカメラを持って聞きに出かけた若嫁が嬉しそうに帰り、私も早速若嫁の撮影したビデオカメラで、孫希心の勇姿を見せてもらいましたが、「中々の出来栄え」のようで、昨日は帰宅した孫を目いっぱい誉めてやりました。妻はご褒美に孫の大好きなイチゴをプレゼントしたようで、目出度し目出度しでした。
孫の作文の中に、年末人間牧場で開催した餅つき大会の模様がリアルに描かれていました。おじいちゃん(私)に教わって杵で餅をついたこと、ふわふわの餅を丸めたことなどが書かれていましたが、子どもはこうして色々なことを体験し大きくなるのです。育爺たる私の役目も、口うるさい爺ちゃんだけでは嫌われます。でも嫌われても「ならぬことはなりませぬ」を貫くのも育爺の仕事です。わが家にはもう一人保育園年中の孫奏心がいます。これからもしっかり育ててやりたいものです。