〇7月の五行歌
昨日松山五行歌会の見山あつこさんから7月の歌会の結果が送られてきました。私の今月の作品です。
母が逝ってから
十三年目の夏
都会で暮らす弟に
帰って来いと
法事の日どり
講評欄に次のような言葉が添えられていました。
☆「帰って来い」と言ってもらえる弟さんは幸せです。兄弟愛が溢れています。日本の夏、お盆の情景も浮かびます。節目の法事にみんなが集まる喜びも感じられ、日本の風習の大切さを再確認しました。
母が逝って早いもので13年が経ちました。気丈に一人で暮らしてきた親父も最近「もうわしも長くはない」と気弱な言葉を漏らすようになりました。それもそのはずあと1ヶ月で親父は95歳になるのです。老々介護という言葉がありますが、息子の私もあと2ヶ月で69歳になります。親父の面倒を見るのは長男たる私の役目です。法事は兄弟姉妹でやろうと計画しています。都会で暮らしている弟にも案内をしました。
出席歌の一席は葵空さんの次の歌でした。
ときに同じ表情
ときに悲しみをわけあう
ずっと向き合って
お互いをうつしあう
海と空になりたい
欠席歌の一席は不徳竹さんの次の歌でした。
年金支給日
お父さん
長生きしてね
と妻が言う
わかっとる!!
「歌会の 締め切り寸前 送る歌 人の作品 見つつ反省」
「自分流 いいと納得 して作る だけどやっぱり もっと勉強」
「今月も そろり締め切り 近づいて 慌てふためく どうやら癖に」
「作品を 二つ送れと 督促の メール届いて 慌てふためく」