〇大洲水天宮の花火は綺麗でした
息子の勤める設計事務所に寄付をしたお礼にと、花火の招待券が送られてきたようです。息子はその券を社長さんから貰ったようですが、あいにく外せない所用があって更に私たち夫婦のその券をいただきました。私もこの日は蜂蜜の採集作業で大汗をかき少し疲労していましたが、折角のご好意なので妻と二人で出かけることにしました。午後6時30分に自宅を出発し、国道378号を西に向かって走る頃には自慢の夕日がそれは見事に沈んでいました。長浜から肱川沿いに大洲を目指しましたが、心配された交通渋滞もなく無事目的地に7時30分に到着したものの、駐車場の市が分らず探していると、行儀よく並んで通史やしている坂道に1台止まるスペースを見つけ切り替えしを何度もして、やっと駐車することができました。
大洲臥龍の湯の直ぐ横に水天宮という神社がありますが、この日は水天宮の花火大会なのです。臥龍の湯の下に架かっている鉄製沈下橋を通ると、河川敷の両側には屋台が軒を連ね、多くの人が集まっていました。私たちは水天宮の社務所で受付を済ませ、お札と飲み物、付き出しなどをいただき、元来た道を引き返し、花火のよく見える場所に陣取って、やがて始まった花火を真上に見ながら大いに楽しむことができました。下灘みなと祭りの花火に続き今年の花火見学は2度目ですが、さすが名うての水天宮の花火大会だけあって、金をかけているって感じの規模でした。
花火はスポンサー毎に物語のテーマが違っていて、ウグイス譲がスポンサー名やテーマを説明しながら上げる長閑な花火大会でした。
夏の夜の花火は、折角ご好意でいただいた莫大なお金が一瞬の内に吹っ飛ぶ訳ですから、ムダと思えばこれほどのムダはありません。でも僅か一時間ほどの短い時間ながら、体の芯まで揺さぶるよな大きな音とともに繰り広げられる光のショーは、これぞ日本の伝統文化だと思うし、見ている間は夏の暑さを忘れ、大きな口を開けて夜空を見上げ酔い知れるのです。
妻は久しぶりの花火見学に感動したようで、また連れて行ってとせがまれました。夏は駆け足で過ぎて行きます。人様のように海外や国内遠方へ旅行するでもない私たち夫婦にとっては、これくらいの楽しみが分相応、分度なのかも知れません。さあ次はどんな楽しみが待っているのでしょう。
「ご好意の 花火見学 チケットで 水天宮の お札いただく」
「夏の夜の 花火見学 堪能す 妻は喜び 私まあまあ」
「一瞬で 何百万円 消えるけど 心に残る 花火大会」
「花火見た どこか元気が 湧いたよう 明日からまた 頑張る気分」