人間牧場

〇下灘みなと祭りの花火

 昨日は下灘みなと祭りと鱧まつりがあり、大勢の人が下灘に詰め掛けたようです。まちづくり学校双海人のメンバーが作って販売した、「よもくれ団子」の売れ行きも気になりながら、私は所用で一日中町を離れていたため、残念ながら参加することができませんでした。
 夕方自宅へ帰り食事を終え腹ごなしに散歩をして帰ると、家族全員が花火を見に行こうと相談がまとまっていました。息子家族は例年のことながら、下灘の弟の家に招かれて先に行っていたので、私もしぶしぶながら運転手としてついて行きました。花火は午後8時30分からなので、午後8時に出発したものの、豊浦大橋付近で渋滞にあったため、家族を降ろし私は旧漁協の空き地まで車を走らせ駐車しました。

花火は綺麗でした
花火は綺麗でした

 人混みの中なので家族の居場所は分りませんでしたが、優れものの携帯電話のお陰ですぐに見つかり、ステージ横の階段式護岸に座って、司会を務めていた小林真三さんのカウントダウンの声を頼りに夜空を眺めていました。昨日は台風の影響なのか気にならないほどの小雨が、まるでミストシャワーのように降りましたが、やがて港の外突堤辺りから花火が打ち上げられ始めました。硝煙の流れもよく、また打ち上げ場所と観客席が近いため、大迫力の花火に酔い知れました。
 合併後8年が過ぎ、ふたみの夏祭りと下灘みなと祭りは隔年毎の開催になりましたが、地元の善意で打ち上げられる花火は、夏の風物暑気払いとして欠かせない存在のようです。

セリをする私の切り絵
セリをする私の切り絵

 花火の会場では短い時間ながら色々な知り人の顔々に出会いました。同級生にも出会い、古希の同級会を開いたらどうかと、誘いを受けました。子ども体験塾参加の子どもたちから「進ちゃん、進ちゃん」と声をかけられました。中には少し痩せた私の身体を気遣って、「大丈夫かい?」と声をかけられました。まさに「ふるさとのなまり懐かし・・・」って感じがしました。
 夏祭りを始めたのも私だし、下灘運動公園の埋め立て計画や整備に深く関わったのも私なので、この場所に来ると昔の姿が懐かしく思い出されますが、わが家の玄関先に、魚市場で素人競り市のせり人としてせりをしていた姿を、大石寿淑さんが切り絵にしてプレゼントしてくれた作品が飾られています。時は流れ思いでも過去の遺物となりました。

 

 

 

 

 

 

 

     「花火見に 行こうと誘われ 出かけたが 渋滞に遭い 先に進めず」

  「八時半 カウントダウンに 誘われて 花火連発 夜空を焦がす」

  「口開けて 夜空彩る 花火見て 綺麗綺麗と 思わず拍手」

  「『進ちゃん』と 子どもに呼ばれ 振り返る いやはや嬉し 知り人多く」

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