〇紙芝居&ウクレレショーイン下灘駅
10月の初め、年輪塾小番頭の松本さんから下灘駅でのイベント情報に関する、メール配信がありました。私にとって目下のところ地域づくりの情報源は、小番頭の松本さんと舞たうんですから大いに助かり、私のスケジュール表に色々と書き込んで利用していますす。送られてきた情報は10月14日が鉄道の日ということで企画された、「紙芝居&ウクレレショーイン下灘駅」というイベントでした。
そのイベントにちろりん農園の西川さんや年輪塾の青木晴美さんも出演するというし、まちづくり双海人が餅つきをするというので、私も枯れ木も山の賑わいとばかりに出かけることにしました。
昨日は午前中わが家の家庭菜園で、サツマイモの堀上作業を一人でしていて、急いで昼食を終え狭い駐車場のこともあるので単車で出かけ、開会ギリギリの1時にやっと間に合いました。オープニングを飾る西川さんは既にスタンバイをしていましたが、笑顔で久しぶりのあいさつを交わし、青木さんともお話しすることができました。昨日の下灘駅は風もなく穏やかな一日で、子どもたちが紙芝居に出演することもあって、まあそれなりの人が集まっていました。嬉しいのは西下さんや戸田さんといった馴染みの人も私と同じように顔を見せていたことです。
駅前の空き地では浜田さんたちを始め、お馴染みの双海人の人が、かいがいしく餅を作っていました。餅つきは先日試作したブルーベリーや、春菊、梅干しを使った珍しいものが、パックに入れられ200円で販売されていました。道を挟んだ片方では前神さんたちがコーヒーやドーナツを販売していました。
この日のメインは紙芝居で、小川さんの軽快なトーク司会で地元の子どもたちや読み聞かせ隊の手作り紙芝居、松山からやって来たグループの紙芝居など、とても興味が持てる内容で大いに盛り上がっていました。西川さんのウクレレも、晴美さんのオカリナも綺麗に咲いたコスモスの花と共に聞き応え見応えがあって中々のものでした。
私は夕方、わが家へ講演の打ち合わせにやって来る、お客さんとの待ち合わせ時間があったので、プラットホーム横での餅つきを見てからお暇しました。それにしても下灘駅をフィールドミュージアムにした催しは色々あるものです。老人会や公民館等の地道な活動によって、美化も随分進みましたが、国道から見えるJRのドハはまだ手付かずの状態だし、駅舎の中も何とかしたいものですが、そろそろそういった鳥の目の取り組みも必要かも知れません。折角植えた桜の苗木も葦竹に隠れて一向に育ちません。妙案を作ってそろそろ次へ進むには、力と智恵が揃った今が適期かも知れません。
ちなみに鉄道の日は、10月14日は新橋・横浜間に日本発の鉄道が開通したことを記念して制定されたもので、下灘駅は今から77年前の昭和10年6月9日に開業しています。
「親友が 出演すると 言う話 駅に駆けつけ そを聞きに入る」
「ウクレレや オカリナ音色 澄み渡り コスモスの咲く 駅を彩る」
「餅ついて イベント足しと 目論むが 客少しだけ 物足りなくて」
「紙芝居 子どものころを 思い出す 5円握って 手に汗握る」