人間牧場

○子どもおもしろ教室の閉講式

 一昨日の土曜日、双海地域事務所で子どもおもしろ教室の閉講式が行われました。前日まで泊り込みで香川県小豆島余島へロータリークラブのセミナーに出かけていたため、担当の赤石さんから列車の中へ携帯電話が入り、簡単の打ち合わせだけで当日を迎えました。9時から双海地域事務所の3階会議室に親に連れられた子どもたちが沢山集まって、とても賑やかでした。
 私が開会の挨拶をしました。今年のプログラムを少し振り返りながら、間もなくオープンする東京スカイツリーと高さと同じ634mの明神山に登ったこと、10月の収穫祭ではイノシシに食べられてサツマイモの収穫がゼロだったため、イノシシ鍋を食べたこと、この4年間ボランティアスタッフとして活躍してくれた宮崎君が、前日の愛媛大学卒業式で栄えある学長表彰を受賞したこと、東日本大震災の福島から疎開している渡辺さんの娘さんが、教室に参加して元気に頑張ったり、渡辺さんの奥さんが間もなく5月1日、双海町民となるであろう赤ちゃんを産むことなどをしっかりと話してやりました。

 今年のおもしろ教室は、ジュニアボランティアを育てることを大きな目標としていましたが、この日も4人のジュニアボランティアが朝早くから来て準備や運営を手伝ってくれました。おもしろ教室には6年生が3人いて、それぞれ中学校へ進学する予定ですが、ジュニアボランティアになりたいと言ってくれていて、もう一分張りしっかりと育てたいと思っています。
 前日教職員の異動や市役所職員の異動内示が出たようで、お世話になった由並小学校の校長先生と教頭先生、下灘小学校の校長先生もそれぞれ新しい赴任地が決まったようで、この日は参加してみんなに励ましの言葉を述べてもらいました。
 今年は32人の子どもたちがおもしろ教室に参加しましたが、13人も皆勤賞がいて嬉しいことでした。今の子どもたちは私たちの子どもの頃と違って塾通いなど結構忙しいので、全てのプログラムに参加することは難しいようです。

 この日は、宮崎さんの送別会を企画しました。宮崎さんの卒業論文は双海町を素材にした過疎地の活性化がテーマのようで、約20分間パワーポイントを使って論文を、私たちスタッフの前で堂々と発表してくれました。発表後はじゃこ天さんにお願いして作ってもらった、オードブルで心ばかりの送別会を開いてあげました。地域事務所の松本さんや、途中参加してくれた前翠小学校長和田由美子先生も加わって、楽しい会となりました。
 さて、来年度の話になりますが、地域事務所の米湊さんも松本さんも、公民館の赤石さんも松原さんもみんな人事異動がなかったようでホッとしています。この日、来年度のプログラムがみんなの前で発表されましたが、来年度もいいプログラムになるようみんなで知恵を出し合いたいと思っています。
 双海町の子どもを双海町民が守り育てる気風も随分しっかりとしてきましたが、もう少し組織力を強くしておかないと、次につながる人たちにバトンタッチすることが出来ません。今年はそうしたテーマも解決の方向に剥けたいと思っています。

  「今年また 早くも一年 閉講式 色々あった 成果もあった」

  「一年が 終れば次の 目標に 向かって新た 歩み始める」

  「とりあえず 事務局異動 なくホッっと 一息ついて マンネリ脱皮」

  「学長賞 貰う喜び 分かち合う お茶で乾杯 旅立ち祝う」

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