〇蚊取り線香は夏場の強い味方です
四国地方は昨日梅雨入りしました。週間天気予報を見るとこれから1週間雨傘マークがついているようです。毎年この時期になるとどこから飛んでくるのか、縞模様の薮蚊が音もなく忍び寄ってきて、人体を刺すのです。あの小さな体で人間の皮膚に針を差し込んで血を吸うのですから「凄い」としか言いようがありません。
蚊に刺されるとかゆみを伴い、時には赤く腫れるので注意をしなければなりませんが、それでも野外活動や農作業をしない訳には行かず、蚊取り線香に火を点けブリキで作られた缶に入れ、腰にぶら提げて活動します。蚊取り線香は夏場には欠かせない必需品なのです。
最近は虫よけスプレーなども市販されていますが、やはり蚊取り線香の煙の威力は絶大で、部屋の4隅に火を点けて置けばそんなに刺されることはないようです。渦巻き状の蚊取り線香はよく人間の人生に例えられます。若い頃は1年が長く感じられますが、私のように歳をとると1年がとても短く感じられるのです。
科学的には若い頃の1年も歳を重ねた1年も同じなのに、何故か月日の経つのが早く感じられるのです。蚊取り線香も最初は外周が長いため一周燃えるのに長い時間を要しますが、内側になるにしたがって短い時間で一周します。かく言う私も年齢を重ねて78歳です。そんなことを思う歳になってきました。