人間牧場

〇寅さん映画「寅次郎と殿様」
 全国各地を舞台にした名物映画「寅さんシリーズ」は50本にも上ります。中でも大洲が舞台になったマドンナ真野響子、看板ゲスト嵐勘十郎の第19作目「寅次郎と殿様」では、映画の冒頭双海町の下灘駅が出るだけに、放映がある度にビデオに撮り、何度も何度も笑い転げながら見ています。

 先日も再放映があったらしく、妻がビデオに撮っていて昨晩一緒に視聴しました。舞台となったJR下灘駅は当時「日本で一番海に近い駅」という愛称で呼ばれていましたが、この映画の撮影時、町の広報を担当していたこともあって、主演の渥美清さん、監督の山田洋次さんとも出逢い、写真を撮った経験があるだけに、感慨も一入でした。

 画像や映像は時代を切り取るとよく言われますが、この映画が撮影された今から45年前の1977年頃の下灘駅は、文字通り海に近い駅で、その後県道が国道に昇格し、海側にバイパスが開通し現在に至っています。その後夕焼けプラットホームコンサートをきっかけに、マスコミのお陰もあって、今ではすっかり有名な駅となりました。私にとっても思い出に残る駅であり映画なのです。

「わが妻が 寅さん映画 ダビングし 昨晩二人で 笑い転げて」
「冒頭に 下灘駅が 出てくるが 当時の映像 懐かしきかな」
「寅さんは 黄泉の国へと 旅立った 映画は凄い 生きているよう」
「この駅で 色々やった 若い頃 コンサートなど 思い出される」

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