人間牧場

〇人間牧場こぼれ話(その2)
 わが家の内孫2人は2年前、新型コロナの影響で学校が長期休校になった折、家庭で有意義に過ごすため、5つのプロジェクトを思いつきました。4つは既に終わっていますが、その折作った長男が社長、次男が社員というたった2人だけの「子どもカンパニー」という会社は設立運営され、今も細々ながら続いています。

 

ウッドデッキの掃除をする孫奏心
昼間の月を観察する孫奏心
松山城も逆さまに見えました

 草引きや車洗い、肩揉みなど、家庭の細々した仕事を受注させ、その都度300円を支払い、100円は社長、100円は社員、残りの100円は家族共済に積み立てるという、二宮金次郎の精神を受け継ぐへんてこな会社ですが、既にこの2年間で家族共済の積立金が5千円近くになっていることを思うと、それなりの効果はあったようです。

 小6の孫奏心は貯蓄派で、貰ったお金を貯金箱に貯め、先日ネット通販で1万円もする天体望遠鏡を買いました。お母さんがスマホで注文したので、支払先は母親ですが、余ほど嬉しかったのか、先日人間牧場へ農作業をしに出かけた折、昼間のお月様を観察するため天体望遠鏡を持参していました。農作業手伝いの合間に、水平線の家のウッドデッキをホウキで綺麗に掃除をして、天体望遠鏡を据えてけていました。

 知りませんでしたが、普通の望遠鏡者双眼鏡は目視と同じような見えるのに、天体望遠鏡では逆さまに見えるのです。お月様も遠望も逆さでしたが、昼間の綺麗なお月様の姿を見せてもらいました。子ども思いは流行り病のようなもので、昨年の夏はペットボトルのロケットに夢中になり、自由研究もまるで玄人のような出来栄えで、優秀賞を貰ったようです。先日も満月のお月様を観察するので「シーサイド公園に行かないか?」と誘われましたが、風邪を引くつといけないのでと断りました。

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