〇掃除論争
松山方面から国道378号を通って双海に入ると、海が開けてきます。海を見ながらしばらく走ると左側に、何のお店だか分からないお店があります。最近その横の駐車場に、貨物自動車の荷台に乗っているアルミのコンテナだけが置かれます。察するに廃品を利用した倉庫に使うためのもののようです。
お店の主人は通称デカムラさんと呼ばれている背の高い、現代風に言えば格好いいお兄さんなのですが、お店の入り口は殆ど閉まっていて、立ち寄っても入り口のガラス戸には、「ただいま愛犬と散歩中で留守です」なんて紙が吊るされていて、中を窺うことは出来ませんが、何となくのぞいてみたくなるような怪しげな店なのです。
ひょんなことからデカムラさんと知り合い、コミュニティFMのディスクジョッキーなどもしているようで、いきなりマイクを向けられ、何度か出演したことがありますが、最近は東南アジアの乗り物ツゥクツクとかに凝っていて、とにかく今までの私の友人の中では一、二を争う変わり者です(失礼)。いつもは愛犬を連れて高野川海岸を歩きシーグラスを拾っていますが、最近プラスチックゴミを一回一袋だけの海岸清掃に目覚めているようです。
昨日所用で帰り道たまたま出逢い、お店の中の入り口付近で、30分ばかり掃除談議に花を咲かせました。掃除については過去に毎日朝3時間、しかも12年間やったことのある私ですから、まあ面白い話となりました。
「わが町の 町民のようで 夢遊人 お店何だか 怪しげ関心」
「犬連れて 海岸歩く 姿見る シーグラスとか 探しているよう」
「ゴミ袋 一つの清掃 やっている 3日拾えば 3つ綺麗に」
「お仕事は? 聞いてもあれこれ 分からない 良いじゃないの
これも生き方」