人間牧場

〇少し寂しい家族葬

 新型コロナの影響もあり最近私たちの町のような田舎でも、少人数だけの家族葬が増えてきました。家族葬と言いながら義理や人情もあって、結局は家族葬にならないことが殆どですが、今回義兄の葬儀に当たり、姉の強い要望もあってその葬儀を家族葬でやって欲しいと懇願され、その取り仕切りを任されました。

 亡くなったのが午後11時50分ということもあり、葬儀社、お寺などとのとの打ち合わせは午前2時過ぎとなり、とりあえず遺体の保存のためドライアイスなどの手はずが整に、あくる朝9時から葬儀社と隠密裏に綿密な打ち合わせを行いました。午後6時30分からの通夜式のため、午後3時に遺体を葬儀場まで運び、昨日は8時30分から納棺、午前10時から葬儀、15人定員の火葬場、その後初七日の法要まで家族や身内15人だけのほぼ完璧な家族葬を行うことができました。

 姉も希望通りの家族葬ができて満足の手合いでした。多分これからは、いやひょっとして、「私がもし死んだら、こんな葬儀になるのだろうか?」と、思いながら少し寂しい気持ちになりました。義兄の父親は101歳まで生きた人です。義兄は父親の人生に比べたら少しもな足らない81歳の生涯でした。私は交友関係も広く人が大好きな人間なので、願わくばこれまでのような多くの人に見送ってもらうような葬儀が望みだと、妻や息子に話しましたが、私が死ぬまでに新型コロナはどうなっているのでしょうか?。

「コロナ禍で 家族葬とか 増えてきた 初めて体験 義兄の葬儀」

「姉希望 家族葬でと 頼まれて 仕切って見たが これが中々」

「火葬場 定員までも 決められて コロナ禍ゆえに 従うほかない」

「完璧に やっては見たが 葬式は やっぱり賑やか 私の場合」

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