人間牧場

〇水仙まつりについての学習会

 2~3日前由並小学校のM先生から電話が入り、「小学3年生の授業で双海町の水仙まつりについて調べているので、かまわなければ学校に来て、調べている児童3人の前で話して欲しい」と頼まれ一も二もなく引き受け、約束通り午前9時に学校へ出かけました。車で5分前に到着しましたが児童3人とM先生が玄関先まで出迎えに出ていて、案内でストーブのついた談話室へ入りました。

由並小学校の児童と水仙まつりについて話し合いました

 Sちゃん、Tちゃん、Nちゃんの3人はいずれも私が実行委員長を務めている子ども体験塾のメンバーなので、日ごろから町内で出会うと手を挙げ笑顔で声を掛け合っていて、早速質問攻めにあいました。双海には水仙や菜の花、ツワブキ、ツツジ、アジサイ、桜などが四季を通じて咲くこと、中でも水仙は一年中で一番寒い時期に咲くこと、花を見に当該の人にも来て欲しいと20年前に水仙まつりを、道の駅シーサイド公園で開き沢山の人が訪れ今も続いていること、水仙まつりは花の会の人などみんなで相談して、花を売ったり色々な工夫を凝らした楽しいイベントになるよう努力していることなどについて話してあげました。

 3人のみんなが生まれる前、何もない海を埋めてシーサイド公園を造る夢の計画を立て、阪神淡路大震災が起きた25年前公園が出来たこと、双海の顔となった道の駅シーサイド公園もの時の流れの中で老朽化したのでリニュアール工事をしているため水仙まつりが中止となったこと、来年はみんなの力で水仙まつりを再開したいことなども付け加えましたが、子どもたちの心にどう響いたことでしょう。

 子どもたちと出会うといつも元気を貰います。双海町もご多分に漏れず少子高齢化が進み、加えて新型コロナの影響で人と人の出会いの場も少なくなっている昨今ですが、今年も寒風の中町内のあちこちには水仙が今を盛りと咲いて、馥郁とした香りを漂わせています。子どもに学び自然の素晴らしさを感じた一日でした。

「小学校 馴染みの先生 電話入る 水仙まつり 話聞きたい」

「一も二も なくいいですと 引き受けて ノコノコ学校 出かけて話す」

「迎え出た 児童3人 顔馴染み 和気あいあいで 質問応え」

「コロナ禍で 沈んだ空気 気になるが 子どもは元気 力を貰う」

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